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【白い雪のシンデレラは】　　　最終回


ずっと恋しかったシンデレラ。

征服だけで駆けていった。

シンデレラなら幸せだと思っていた。

だけど、白雪姫に出会って私は変わった。

白雪姫がほしい…と、

でも、彼女は彼を待っている。

彼からのkissを待っている。

お願い、時間を止めて、

悪い人が邪魔しちゃいます。

悪い人は私…。

「だって、欲しかったんです。」

ジュリエット。

私の本当の童話はそうだけれど、

「嫌なんです。」

badendなんて…。

「貴方だけが幸せなんて…。」

その時だった。

「扉を開ければ見つかるったい。」

白雪姫が目を覚ました。

「階段を上がったら、扉をあけるんったい。
　そしたら、あんたば、変われるとよ…。」

彼女は白い棺に倒れこむ。

大きな箱より、小さな箱に幸せはあるらしい。

貴方は幸せになれるの…？

「貴方に嫌われたくありません…!」

突き刺さるドラマのようなありきたりな話。

でも、

「祈っても…ルビーは来ないったい。」

彼女は眼を伏せた。

「その前に、助けに来てあげて!」

私は敬語なしで…彼女に訴えた。

「ありがとう…。」

ー王子様はまだ来ない。