二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 世界で噂の双子姫?! ( No.27 )
- 日時: 2011/10/14 18:11
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: 今週の金曜が中間なのに、全然勉強してない…;ま、いっか☆←
〜鬼道said〜
久遠監督に呼ばれ、現れた少女。俺はその少女を見て驚いた。エメラルドグリーンの髪を白のシュシュで2つ結びにし、海のような青い瞳をしている。肩には白い猫…。間違いない、あいつだ。俺の初恋の相手…
ラティア「初めまして、ラティア・クラリスです。今日から、イナズマジャパンの副監督を務めさせていただきます。」
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
皆が大声で叫ぶ。恐らく、行方不明のラティアが現れた事と、副監督になる、という2つの意味で叫んでいるのだろう。
豪炎寺「あいつが…、ラティア・クラリス…」
吹雪「まさか本物が現れるとはね…」
皆はざわざわと騒いでいる。そんな皆を見て、ラティアは嫌そうに溜息を吐いた。そういえば、ラティアは昔から煩い所が嫌いだったな…
円堂・綱海「「なぁ、あいつってそんなに有名なのか?」」
目金「知らないんですか?!『悪魔の姫』と呼ばれているラティア・クラリスを?!」
円堂・綱海「「ああ…」」
ラティア「ったく…、また変な異名が…」
ラティアは下を向いてブツブツ文句を言っている。そういえば、目立つ事も嫌いだったな…。だから、異名があるのも嫌らしい。
目金「ラティア・クラリスは、あのクラリス家のご令嬢ですよ!!」
円堂・綱海「「クラリス家ってなんだ?」」
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
この発言には流石の俺も驚いた。まさか、クラリス家も知らなかったとは…;
目金「クラリス家は、世界で一番大きな会社です!!様々な分野で活躍している大企業ですよ?!」
円堂「へぇ〜!!で、サッカーは上手いのか?」
目金「当たり前じゃないですか!!世界のトッププレイヤー達を、たった2分で倒したんですよ?!」
円堂「スッゲー!!!」
円堂は嬉しそうにラティアに近付く。
円堂「俺、イナズマジャパンのキャプテン、円堂守!!ポジションはGKだ!!宜しくな!!」
ラティア「いきなり話しかけないで。私、人と関わるって大っ嫌いなの。」
ラティアは冷たくそういうと、近くにあった椅子に座った。その時、木野やヒロト達が傍に駆け寄る。
秋「急に来たから驚いたよ!!どうして今迄連絡くれなかったの?!すっごく心配してたんだから!!」
ラティア「こっちにも色々と事情があったのよ。」
ヒロト「でも、嬉しいな。またラティアと一緒にプレーが出来るなんて。」
ラティア「そう。」
緑川「ラティアがここにいるって事は、ティアラも来てるのか?」
ラティア「ティアラは別のチームで副監督をやってるの。」
秋「そうなんだ!!じゃあ、ライオコット島に行けば…」
ラティア「会えるかもしれないわね。」
ヒロト「楽しみだなぁ。」
その後も、ラティアは皆と嬉しそうに話をしていた。
鬼道「…。」
佐久間「鬼道、どうした?」
鬼道「…ラティアの笑顔…、少し違和感がないか?」
佐久間「…そうか?俺はラティアの笑顔を見た事ないから分からないけど…」
確かにそうだ。ラティアは昔から滅多に笑わない。だが…、やっぱりどこか可笑しい。後で聞いてみるか…
久遠「ラティアはこれから副監督として練習に参加する。が、参加出来ない時もある。」
円堂「えっ?どうしてですか?」
響木「彼女はイナズマジャパンの副監督であると同時に、クラリス家の社長とFFIの副大会委員長でもあるからだ。」
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
ラティア「そういう訳だから。でも、歳は貴方達と同じ14よ。呼び方はなんでも構わないわ。」
風丸「じゃあ、今の世界経済を支えているのは…」
響木「ああ、14歳の少女という事だな。」
全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
ラティア「貴方達、さっきから煩いのよ!!!少し静かにしなさいよ!!」
ラティアがキレたようにそう叫ぶ。…銃を出さなかった分、マシだな。
染岡「ちょっと待てよ!!幾ら凄いとはいえ、俺達と同じ年だろ?!しかも女…、こんな奴に、副監督任して良いのかよ?!」
佐久間「染岡、それ以上は止めろ!!」
佐久間が染岡を止める。
染岡「佐久間は良いのかよ?!」
佐久間「…俺は小6の頃、ラティアと戦った事がある。」
俺達は帝国学園の小学部にいた。帝国は小学部と中学部に其々サッカー部がある。俺と佐久間はサッカー部に所属していた。
豪炎寺「帝国のサッカー部は、小学部も凄いと聞いたことがある。で、結果はどうだったんだ?」
鬼道「5秒で試合が終わった。俺達は1週間も立てる事が出来なかった。しかも、相手は女子2人だ。」
全「「「!!!!」」」
ラティア「言っとくけど、私は傷つける積りはなかったのよ。ただ、超軽きでやったらそうなっただけ。」
ラティアは淡々とそう答える。
染岡「でも、俺は認めねぇ!!!女が副監督なんて!!!」
ラティア「…勝手に言ってなさい。」
ラティアはそう言うと、監督の方に向かった。その後、俺達はイナズマジェットに乗った。
ラティア姫と染岡は犬猿の仲のようです…^^;