二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 世界で噂の双子姫?!〜参照100突破!!〜 ( No.46 )
日時: 2011/10/14 19:24
名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
参照: テスト1日目オワタ\(^o^)/←

〜ラティアsaid〜

ラティア「う〜ん…」

ここは宿舎の私の部屋。私は今、鏡の前で悩んでいる。

ラティア「この格好、変じゃないかしら…?」

水色のタンガリーシャツに白のキャミワンピ、グラディエーターを合わせたコーデ…。普段はオシャレとか全然しないんだけど…。というか、勝手にティアラが服選んでたのよね。本当は、ティアラに決めてほしかったんだけど、ティアラが携帯切ってるのよね…。後で覚えておきなさいよ(怒)
…って、なんで悩む必要があるのよ?!観光した格好でも良かったじゃない!!別にデートじゃないんだし!!

ラティア「デート…、じゃないわよね…。付き合ってないんだし…」

私はコサージュを持ってベッドに寝そべる。フィディオが私の事を「好きだ」って言ってくれたのは凄く嬉しかった。でも、当時の私は11歳。まだ小学生。でも、恋愛感情は分かっていた。
結私は返事をせずにアメリカに帰ってしまった。それからあんな事が遭って…、返事をしないまま2年が経っていた。そして今日、フィディオと再開した。

ラティア「背、伸びててカッコ良くなってた…///」

確かにフィディオはカッコ良い。それに優しいから。もてるのも当たり前。実際、ファンだっている訳だし。

ラティア「…そういえば、予選突破の時、女の子達に囲まれてたわね…」

その時、私の心にモヤモヤした感情があった。嫉妬って事は分かってる。でも、別に私は彼女じゃないし…

ラティア「それに…、あの人を裏切れない…」

私を助け出してくれた男の子…。彼とは、昔からクラリス家を通して特別な関係だった。彼が私を助け出してくれた後に「好きだ」って言ってくれた時は、戸惑った。でも、嬉しかった。なにより…、彼に恩返しがしたかった。でも、結局彼にも答えは言えなかった。

ラティア「…はぁ…///」

本当は分かってる…。私はフィディオが好きだって。でも、フィディオと付き合ったら、彼を裏切るような気がして…。彼には幾ら感謝してもしきれない位、お世話になった。なにより、私の命の恩人だし…

ビアン「ニャ〜!!」

ラティア「…あっ!もうこんな時間!」

髪を直し、白のバッグを持った。勿論、バッグにはあのカーネーションのコサージュを付けてる。因みに、髪は結んでないわよ。

ラティア「ビアン!行くわよ!」

ビアン「ニャ〜!!」

ビアンを肩に乗せ、私は部屋を出た。


私が玄関に向かうと、バンダナと秋が話していた。

秋「おーそーい!!もうすぐ夕食の時間よ?!」

円堂「あ、ああ…」

秋「どこ行ってたの?心配するでしょう?」

円堂「え、えっと…」

秋「また特訓する所でも探しに行ってたんでしょ?」

円堂「アハハ…」

秋「そんな事だろと思った。はい!これ。」

円堂「ん?…このロープって…」

秋「持ってきたの、絶対いると思ったから。」

円堂「そっか…。有難うな秋!!」

バンダナがそう言うと、秋は微笑んだ。

秋「よぉし!!早速タイヤ探しに行ってくる!!」

バンダナは飛び出していった。

秋「だから夕食だってば!!」

秋がバンダナを止めようとして、2人一緒にこけた。

ラティア「…秋、大丈夫?」

秋「う、うん…。…わぁ!!ラティアちゃん、すっごく可愛い!!」

ラティア「そ、そう…?///」

秋「うん!!髪下ろしてると、すっごく大人っぽい!!」

ラティア「有難う。後、夕食は要らないから。」

秋「分かったわ、いってらっしゃい。」

私はバス停に向かった。




恋する乙女のラティア姫www