二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 世界で噂の双子姫?!〜参照100突破!!〜 ( No.49 )
- 日時: 2011/10/15 22:14
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: テスト1日目オワタ\(^o^)/←
〜イタリアエリア〜
円堂「タイヤ…、タイヤ…。中々良いタイヤなんて落ちてないよなぁ…。ドーン!!と重みがあって…、ブカーッ!!って太くて…、ドバーン!!ってやってもビクともしないタイヤが…」
その時、円堂の横をタイヤを乗せた軽トラが通った。
円堂「えっ?…あーっ!!見つけた!!そのタイヤ、待った!!」
ラティア「待ち合わせの時間までには間に合うわね。」
ラティアは携帯で時間を見ながらそう言った。
男1「おい!!あの子見ろよ!!」
男2「うわっ!!超美人じゃん!!高校生かな?」
男3「あんなに美人な子、芸能界でもいないって!!ナンパしようかな?!」
ラティア(なんか凄く目立ってる…。急いでたから、帽子被るの忘れたのよね…)
ラティア姫、注目の的です。でも、ラティア姫は心底嫌そうに溜息を吐いてます。
フィディオ「待ち合わせの時間までには十分間に合う。でも、ラティアって超美人だから、絶対にナンパされるよな…。少し急ごう。」
フィディオはボールを持って走り出した。
円堂「待ってくれー!!!」
ラティア「…気持ち悪い男どもね…、殺してやろうかしら。」
フィディオ「ラティア、大丈夫かな…」
カップルみたいな事言ってますが、ラティアとフィディオはまだ付き合ってませんよ!両想いなんですけどね…^^;
その時、3人が交差点でがぶつかりそうになった。
円堂「うわっ!!」
ラティア・フィディオ「「えっ?」」
ラティアとフィディオは円堂をかわした。フィディオはボールを蹴り、円堂を支える。
フィディオ「大丈夫?」
円堂「ああ、有難う!!…ラティア?!と、お前…」
その時、ボールが軽トラの荷台に乗ってしまった。
全「「「!!!」」」
円堂「御免!!ボールを…」
ラティア「ビアン、しっかり掴まってて。」
ビアン「ニャ〜」
ラティアはそういうと、一気にスピードを上げた。
円堂「?!消えた?!」
フィディオ「走ってるだけだよ。」
フィディオはそういうと、スピードを上げた。
円堂「!!あいつも速い!!」
フィディオは細い路地に入っていく。
円堂「おい!!」
そして、全ての障害物をかわした。
円堂「こんな所、何にもぶつからずに…、しかもあのスピードで!!」
その頃、ラティアは…
ラティア「もう少ししたら来ると思いますので。」
とっくに軽トラに追いついてました。その時、フィディオが来た。
フィディオ「ボールを返して下さい。」
フィディオは息を整えながらそう言った。
ラティア「遅過ぎるわよ。というか、世界大会に出場してる貴方が私に負けてどうするのよ。」
フィディオ「ラティアに追いつけたら、それはそれで恐いよ…^^;」
ラティア「でも、もう少し速く来なさいよ。後、あれ位で息切れするとか体力無さ過ぎよ?」
フィディオ「あのさ…、さっきから悪口ばっか言ってない?;」
ラティア「褒める所なんか一つも無いもの。」
フィディオ「相変わらずだなぁ…;」
円堂「あいつ等追いついたんだ…、スゲぇ…」
その時、円堂の方にボールが転がってきた。円堂はボールを拾う。
フィディオ「危ない!!」
ラティア「…。」
その時、円堂の方にタイヤが転がってきた。
円堂「うわっ!!」
円堂は咄嗟にボールを投げ、ゴッドハンドで止めた。
フィディオ「止めた?!なんてパワーだ…」
ラティア「へぇ…」
フィディオは円堂に駆け寄る。
円堂「これ、悪かったな。」
円堂はフィディオにボールを渡す。
フィディオ「ああ。」
円堂「お前等、スッゲー速いんだな!!ついて行けなかったぜ!!」
フィディオ「君のパワーも大したものだよ!それに…、彼女の方が全然速いよ。」
円堂「確かに、スッゲー速かったよな!!あいつ、俺達の副監督なんだぜ!!」
フィディオ「えっ?!…へぇ、そうなんだ…」
フィディオは驚いた。ラティアは人と関わるのが大っ嫌いだ。そんなラティアが副監督をするとは、どれ程のチームなのか、と。
円堂「俺、円堂守!日本代表のGKなんだ!!お前、イタリアの代表だよな?昼間、練習してる所見たぜ!」
その時、フィディオはクスッと笑った。
円堂「ん?どうした?」
フィディオ「いや、日本人には知り合いがいてね…。彼の事を思い出した。俺、フィディオ・アルデナだ。」
円堂「フィディオかぁ!宜しくな!」
老人「怪我は無いか?小僧達!」
円堂「はい!大丈夫です!あの、このタイヤ貸してもらえませんか?」
老人「そんな古タイヤ、何に使うんだ?」
円堂「サッカーの特訓です!」
フィディオ「えっ?」
老人「物好きな奴だ、タイヤでサッカーの特訓とはな。」
フィディオ「変わっているなぁ、君は。覚えておくよ、円堂守。」
円堂「ああ!試合で会おうぜ!フィディオ!」
フィディオ「ああ!ラティア!そろそろ行こうか!」
ラティア「えぇ。じゃあロココ、ティアラの事宜しくね。」
ロココ「ああ、分かった。」
ラティアはそういうと、フィディオ達の方に向かった。
一切褒めないラティア姫^^;