二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 夢を胸にいざ、冒険!『イナズマイレブン』 ( No.2 )
日時: 2011/10/14 19:57
名前: 夏樹 りん ◆IP0D6MCWdg (ID: mP9fdSv/)

第一話「憧れ」雷那視点


「なぁ、みんな!旅に出てみたいと思わないか!?」


……………は?



いきなりドアを蹴り飛ばし誤りもせず何を言っているんだ?



このチューリップが…………………(怒)



「ふっ、好きにしろ。」
と、ガゼル。
「勝手に行って来い。」
と、ウルビダ。
「俺たちを巻き込まないでくれる?」
と、グラン。
「一人で行って、大怪我でもしてこれば?」
と、クララ。
「実戦もしたことないのに……」
と、ヒート。

バーンの心に冷たい言葉がぐさりと
突き刺さる。


「お前ら……出たいと思わないのか!?」

必死なバーン。それほど出たいのか…


「お前だけで行って来い。その前に、ドアを直せ。」

さっさと弁償しろー!
私が怒られるんだぞー!


「…………出たいと思わないのか!?」


無視しやがった…コノヤロウ………



「……出たいなら勝手に出ろ。
 だいだい旅はそんなに簡単ではないぞ!
 出たい!だなんてそんな軽いノリだけでいくな!
 大怪我するぞ!?それに魔物だっている。
 命がけなんだぞ!?分かっているのか?」

アイキュー、怖し。


「でも、お前たちはこの村以外行ってみたいと思わないのか!
 俺らの知らない世界があるんだぞ!
 この村に無い何かある筈だ!」




「…………出たいけど、あたしたちはまだ子供だし、
 それに、戦うことなんてした事ないし………」

レアンは俯いて言う。


レアンは見てみたいんだね。
自分の知らない世界を___


「俺だって出てみたいけど……
 魔物とかに襲われても高確率で死ぬよ………
 だって俺、クララやアイキューみたいに
 魔術で倒すこともできないし、雷那みたいに
 武器で倒すのも難しいから……………」

ネッパーも俯く。
いつもの嫌味を言う顔は何処だ……



「………なら、強くなればいい。」

ガゼルが……しゃべった…だ…と…?


「…私の父さんなら、教えてくれると思う。」


私の父さんは昔、旅に出ていた。
何回も生死をさまようこともあったぐらいだから………









「俺を呼んだかな?」





呼んでいません。



父さん。