二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:ハロウィン記念(APH) ( No.8 )
- 日時: 2011/10/31 19:15
- 名前: 千李 ◆2wQbNMYBsg (ID: rCT1hmto)
ハロウィン記念※会話文のみ
Ⅰ,イタリア兄妹
「兄さん、お兄ちゃん!」
「サエリ!」
「サエリ!」
「「「Trick or Treat!」
「……何だ、みんな同じ考えかあ」
「ヴェー、俺お菓子持ってるから二人にあげる」
「俺も持ってるからほい、フェリ、サエリ」
「有り難うお兄ちゃん、兄さん! ボクも持ってるからあげる!」
「何だ、結局みんな持ってたんだね」
「てか、サエリ、その黒い物体は何だ?」
「え? ああこれ? アーサ−さんから貰ったスコーンだよ!」
「「!? サエリ、今すぐそれを捨てなさい!」」
「え? え? 何で? お兄ちゃん達がアーサ−さん苦手なのは知ってるけど」
「それはテロだよ! 食べたら危険だよ!」
「よよよよよよよし、今からアイツに言いに行くか!」
「何を?」
「Kill or Killed」
「やあああああああ! ダメだよお兄ちゃん! 逆に殺されちゃうよ!」
「妹にこんなテロを食わそうとしたんだ! ここここ、これくらい、どどどうだって無いさ!」
「お兄ちゃん落ち着いてええええええええええええ!」
「そうだよ兄ちゃん! 落ち着いてぇ!」
「話を変えて、兄さんとお兄ちゃん、そのコスプレ似合ってるね」
「ヴェ、サエリも吸血鬼似合ってるよ!」
「ていうか、フェリの狼男も十分似合ってるけど」
「兄さんの場合犬だよね!」
「ヴェ! そうかなぁ? 兄ちゃんのミイラ男も中々だよ!」
「そうか? じゃあこの力作のコスプレでみんなを脅かしに行くか」
「賛成!」
「HAPPY HALLOWEEN! 兄さん、お兄ちゃん!」
考えてることは兄妹全て同じ、仲良し兄妹で色んな人にお菓子をねだってみんなで仲良く食べていたら良いな!
イギリスと仲が良いサンマリノ、それに嫉妬するロマ兄ちゃん、それを宥めるフェリ兄ちゃん、という図?
因みにKill or Killed→殺すか殺されるか
Ⅱ,ドイツ
「ルートさん! Trick or Treat」
「来たか、ちゃんと用意してあるぞ」
「わぁっ! バームクーヘン!」
「ハロウィン特別版のカボチャクーヘンだ」
「えっ……カボチャ?」
「あぁ、カボチャ嫌いなサエリも食べれるようにしてあるから、食ってみろ」
「い、頂きます……」
「どうだ? 美味いだろ?」
「すっごい美味しいです! カボチャがこんなに美味しくなるなんて思わなかったです!」
「料理も一工夫加えれば美味しくなるんだぞ」
「有り難う御座いますルートさん! これお礼です!」
「……クッキーか、カボチャ形の」
「頑張って作ったんですよ!」
「へえ、カラフルな色合いだな」
「どうやったか内緒です、美味しいと思いますから食べてみて下さい」
「…………美味いな、有り難うサエリ」
「どういたしまして! ルートさん」
「ん?」
「HAPPY HALLOWEENです!」
「ああ」
親子みたいな雰囲気が良いな、可愛がられているサンマリノ、ドイツさんは野菜を使ったケーキとかも作れそう、美味しいの。
後から他にもいっぱいお菓子を貰って幸せいっぱいのサンマリノだと良いな。
Ⅲ,日本
「菊さーん?」
「おやサエリ、いらっしゃい」
「菊さん菊さん、今日はハロウィンです!」
「そうでしたね、では、サエリ、何か私に言うべき事はありませんか?」
「勿論です! Trick or Treat!」
「ふふ、そういうと思いました、どうぞ」
「? これは何ですか?」
「和菓子です、可愛らしいでしょう?」
「カボチャとかランタンの形をしていますね、これ菊さんが作ったんですか?」
「はい、手間がかかりましたけど楽しかったです、ではサエリ」
「はい?」
「Trick or Treatです」
「っ」
「お菓子を持っていませんよね?」
「……」
「悪戯しても構いませんよね?」
「ちょ、ちょっと菊さん?」
「では私のこのお手製ミニスカ魔女っ娘衣装をどうぞ」
「え、ええええええええ!?」
「あぁ、忘れていました、黒白縞二ーソと猫耳+尻尾も忘れないで下さいね」
「ちょ、ちょっと菊さん!?」
「お菓子を持っていないサエリが悪いんです」
「きゃあああああああああああああああ!」
結局着る羽目になって写真に収められてしまった不憫なサンマリノ、何だかんだで爺孫コンビだと嬉しいな、菊さんは手先が器用そうだから可愛い形に和菓子を作ってくれそう。
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