第五話 「絶対音感ある人羨ましい」「私の部屋、ここだから」横でふわふわ浮いてるメイザに少し冷たく言い放った。「じゃ俺、どこで寝んの?」「外でいいんじゃないの」「え、ひどくね?」メイザは渋々外へ出て行った。出て行くメイザを見送り布団に入ろうとした時、何か見えた。布団や枕を入れる押入れから何かが見えた。不思議に思い、私はゆっくりと押入れに近づいた。隙間から中を覗くと、何かがキラッと光った。押入れを開けてみてみるとそれは…刀だった。