二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 白黒ノ少女 ( No.4 )
日時: 2011/10/16 08:46
名前: 海兎 (ID: pibIqQxN)





   第零話 [差し伸べた手には何かがある]




ただただ歩いて十分程、
私は雨の中、一人で立ち尽くしていた。


何も考えずに、ただ時間が過ぎていく。


空は灰色の雲ばかりだ。





私には、家族がいなかった。


誰一人、私を視界に入れなかった。


ずっと一人だった。


友達さえもいなくて、寂しかった。


そんな時、誰かが手を差し伸べてくれた。


嬉しかった。