二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜【世界で輝く星】 ( No.105 )
- 日時: 2011/10/31 22:08
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
- 参照: 本編没キャラ「リリィ」さん!
番外編<季節の出来事>
「happyHalloween?」
「…なんで、こうなったの?」
一人の黒いドレス型のコートに身を包んでいる少女が言う
「あたしが聞きたい」
もう一人の少女が言う
その場にいた四人の少女は皆、黒中心の服装に身を包んでいた
どうしてこうなったかと言うと
少し時間を遡る
「Trick or Treat!お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃいますよい〜」
そんな明るい声が聞こえ振り向くと
「春奈ちゃん」
「おはよう、音無さん」
そらと秋の後ろには春奈がいた
「「はい」」
だが、相手はこの二人。ハロウィンがどういう行事なのかは分かっている
二人は鞄から袋を取り出し春奈に渡す
「え?」
「お菓子。欲しかったんでしょ?」
そらが言う
「そ、そうですけどー!準備良すぎです」
「あ、春奈ちゃん。仮装してたんだ」
そらが言う
春奈の頭には猫耳がついていた
「本当だぁ。可愛い」
秋も続く
「…ふぅ。仕事終わったぁ〜…ん?今日はハロウィンじゃない!急げばまだ間に合うわね」
「…誰が作ったのよ。このどうでもいい行事を」
一人ため息をつくかがり
『そんな事いわないでよ。僕はかがりの作ったお菓子が食べたいんだけど?』
かがりは電話中らしい
「そう。欲しいなら自分で取りに来なさい。まぁ、来ても準備されているかは別だけど」
「そら」
「あ、かがり!Trick or Treat♪」
そらはかがりに会うといきなりそう言った
「…チョコパイでいいですよね?」
「かがりさん!来てたんですか!?お菓子をくれないと悪戯しちゃいますよ!!」
「…」
かがりは春奈に無言でお菓子を渡す
「えー、何で皆さんお菓子持ってるんですかぁ〜悪戯できないじゃないですか!!」
そら、かがり、秋、春奈が話していると
勢いよく扉が開き
「…!!!」
かがりが目を見開く
「り…リリィさん」
そらが逃げる体制を作りながら言う
「久しぶり〜いやぁ、居てくれて良かったわぁ」
“リリィ”と呼ばれる女性は年齢は分からないがとても若く美しい人だった
「あ、えぇぇぇえ!??こ、この人って?!“カリスマモデル”のリリィ?」
春奈が声を上げる
「…はぁ、正解よ」
かがりが諦めた声で言う
「で、リリィさん今回は…」
「ハロウィンよ♪」
「「イヤです!!!」」
そらとかがりの声が重なる
「異論は認めない!あ、そこの…」
リリィは秋を見つけるとその手をとって
「貴方も!!!」
春奈はワクワクしながらその光景をみていた
そして、数十分が立つと
物凄く笑顔もリリィが出てきた
「出来たわよ!!」
後ろには
小さなハットを右上に付けて黒のドレス型のコートを着ているそら
黒のポンチョにミニワンピース、黒のリボンでポニーテールになっているかがり
可愛らしいゴスロリに身を包みピンク色でアクセントのある髪飾りをつけている秋の姿
「皆さん!可愛いです!!!」
春奈がはしゃぐように言う
「ふぅ、今日は良く働いたぁ〜」
リリィが言うと
「働いたって…自分で仕事増やしてるじゃん」
かがりが小さく言うと
「これは仕事じゃないわ!これは趣味よ!」
「(相変わらず)」
「もう!他には色々してきたのよ!」
他の場所で数時間前
「え?リリィさん!?」
驚く声
「さぁ、つららちゃん♪ゆうりちゃんもよ」
「「え?えぇぇぇぇえ?!!!//////」」
ちなみに
つららは制服のような黒色のブラウスに白色のスカート、黒と赤のヘッドドレス。後ろにはかぼちゃの模様
「かぼちゃじゃないわ!パンプキンよ!!」
ゆうりは黒のワンピースに魔女帽子
「「私達は悪魔だよ♪」」
舞衣香と菜乃香は楽しそうに言う
------------------------------------------------------------
後半に続く
皆様、リリィは初めましてですね
リリィは本編での没キャラです
本当は情報屋である彼女(副業はモデルとスタイリスト)
でも出番がないので没です!
もしかしたらもれから番外編でも出てくるかもしれませんね?