二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜【世界で輝く星】 ( No.172 )
- 日時: 2011/12/28 11:14
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
十四話「鷹、飛立つ」
選手交代が告げられる
「鬼道、お前の答えもプレーでみせてくれ」
「はい」
フィールドに円堂と鬼道が入る
「皆、勝ちたくないのか」
「勝ちたいさ!俺たちは勝つためにここにいる。だけど」
風丸が不動を見てから言う
「風丸。不動の言葉じゃなくて不動のプレーを見ろ」
「分からないのか!?不動は自分だけじゃない。お前たちを生かしたプレーをしようとしている」
円堂が言うが
「いいや。アイツは誰にも届かないパスを出してきた。アレは嫌がらせだ!」
「ボールは嘘をつかない!パスを受けてみればわかる!!」
不動がボールを奪い風丸にパスを出すが追いつけない
「円堂、いくらお前が言ったって」
不動は囲まれ鬼道にパス
届かないと思われたが届いた
「鬼道!!」
「すごいっす」
「気づいたみたね。不動明王というサッカープレイヤーとの向き合い方」
笑う様にそらが言う
「やっと…動き出したみたいです」
ゆうりが言う
「もっと強くで速いパスで構わない!」
鬼道がそう言い不動にパスをする
「なら、これでどうだ!」
不動が鬼道に再びパスを出す
「またっす!鬼道さんだからっすよね?!」
壁山が言うと
「いや。あいつは気づいていたんだ、鬼道があのパスに届くはずだと」
「不動…俺たちの知らないところで、努力していたのかもしれないな」
「届いたっす!」
壁山が不動からのパスを受ける
「(ちゃんと俺たちに届くように計算されてたんすね)」
不動にパス返しそして風丸へ
「(そうか、最初一人で走って行ったのは敵のデータを頭にいれて完璧なパスを出すためだったのか)」
「(不動の世界に行きたいという思いは)」
「「「「「(俺たちと同じだ!)」」」」」
「(不動がチームの歯車として機能しはじめた?!これ以上は)」
チェンスウが不動のマークにつく
「不動!!」
助け舟のように鬼道が来る
「「うおぉぉぉぉおぉぉお!!!」」
二人がかりでチェンスウを抜く
「相手側のプレーヤーの動きを殺してしまう技。キラーフィールズ!」
「おの二人が連携するなんてっ!」
「分かってきたじゃん。これで、残る問題は後二つ」
不動のアシストで風丸、壁山の連携シュート
「やったぁ!」
「同点!」
「名付けて、たつまき落とし!」
「あれ?でも今のっ綱海さんが壁山君と練習していた技じゃ」
「いいってそんな事!よく決めてくれたぜ!!」
「皆頑張って!勝負はここからよ!」
秋の声が響く
「お兄ちゃん!頑張ってぇ!ほら、フクさんも」
「え?…修也さん、頑張って」
ボールはアフロディに渡る
「ゴッドブレイク!」
「正義の鉄拳!!」
円堂がゴールを死守
だが、ボールは再びアフロディの元へ
「アレは…ゴッドブレイクじゃない」
かがりが言う
「カオスブレイク!!!」
アフロディと南雲、涼野三人連携シュート
「正義の鉄拳!!っク…うわぁ!」
シュートは決まる
「また、勝ち越し…」
飛鷹は焦り自分のプレーを出来ずにいた
またもカオスブレイクの体制
だが、風丸が
「打たせない!飛鷹!!」
飛鷹にパスするが、飛鷹はボールをとれない
「呑まれてる。敵の勢いに、プレッシャーに…」
「何を怖がってるんだ、飛鷹!」
「別に、怖がってなんか…」
「失敗したって格好悪くないんだぞ。もっと格好悪いのは失敗を恐れて全力のプレーをしていない今のお前だ!」
「キャプテン」
「失敗したっていいんだ!」
「失敗したって、いい?」
「ああ!今のお前をプレーにぶつけろ!!」
「分かったよ。キャプテン、やってやる!!」
飛鷹が言う
「後、一つ」
カオスブレイクの体制
そこに飛鷹
「失敗がなんだ。俺は飛鷹征矢だ!!!」
飛鷹はボールを奪いパス
「あれは、必殺キック真空魔だ!…飛鷹さんはやっぱり俺たちのヒーローです」
ボールはヒロトへ
「いくぞ!流星ブレードV2!」
「大爆発張り手!!!うわぁぁぁああ!」
勢いは消えずにゴールに刺さる
「あと一点です!」
「一点、先に入れた方が世界に行く」
「時間から考えて…そうなるわね」
「行けるわ。皆なら」
アフロディが攻め込む
「カオスブレイクかっ?!」
「今度は決める!!」
「(負けたくない。みんなと、世界にっ!!)」
「「「カオスブレイク!!!」」」
「一緒に行くんだ!!!」