PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜【世界で輝く星】 ( No.202 )
- 日時: 2012/04/16 20:36
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
二十話「超高速ダッシュ」
かがり達がパーティにいた頃
そらから円堂の事を頼まれた秋が円堂を見つけたのは夕暮れ時
「あ、やっぱり」
秋が目にしたのは1つのサッカーボールを奪い合う少年たち
「すごい…」
素直な感想が出てくる
しばらくその光景を眺める秋
「ん?」
ふと視線を空へ向ければ太陽が沈もうとしていた
「え…?」
瞬間、秋の声が響く
「あ-------!!忘れてたぁ----------!!!」
立ち上がりそう叫ぶ
「誰だ。あのドレスの女は…?」
「いっけねぇっ!パーティ呼ばれてたんだ!!」
「パーティ?」
フィディオが聞き返す
「ごめん!俺、行かなきゃ。またな!!楽しかったぜ!」
円堂はそう言い秋の方へ走る
「早く!早く!!皆、もう行っちゃってるのよぉ!」
「悪い秋ー!」
「…楽しかったって、彼奴何もしてないぞ」
「面白い奴だな」
「もう遅刻だわ。折角招待してくれたのに」
秋が言う
「でも凄かったよな。あいつ等のプレー」
「え?」
秋が聞き返す
「俺、やっぱり世界に来れて良かったよ。あんな凄い奴等と戦えるなんて!考えただけでもわくわくする」
「円堂君」
秋が小さく微笑む
そると
「…うわぁっ!」
秋が崩れるように倒れる
少し前を走っていた円堂が引き返す
「大丈夫か?秋」
「え、えぇ」
円堂が拾うは折れたヒール
「これって…」
「どうしよう」
秋が困った顔をする
それを見た円堂はニッと笑う
「はい」
秋にヒールを渡す
「秋!」
そう言い秋に背を向ける
「え?」
秋が立ち上がる
「それじゃ走れないだろう?乗れよ」
つまりはおんぶ
「円堂君」
「ほら早く。遅れるぞ」
「うん」
秋は頷き円堂の背に乗る
「超高速ダッシュっ!!!」
そう言い走る円堂
「あは…」
2人とも夕陽をバックに笑っていた
そして、会場近くにいたそらを見つけくぐった
PR