二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜【世界で輝く星】 ( No.235 )
- 日時: 2012/04/22 17:58
- 名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)
三十三話「ジ・エンパイヤ」
アルゼンチン戦が始まった
イナズマジャパンのキックオフから始まる
「出だしは順調ね」
かがりは言う
「だけど…」
ボールはヒロトから虎丸へ渡るはずだった
「!!」
「カットされた」
さっきと打って変わってジ・エンパイヤのカウンターだがここは
「グレード・アタック」
土方が止める
「そんなトロいパスが通るかよ」
豪炎寺へ行くはずのボールはカットされる
「速い!それにあの動き…まるで獲物を狙う狼じゃないか!」
風丸が言う
「…どうすれば、否それ以前の問題がある」
かがりはフィールドを見て言う
イナズマジャパンは攻めるがジ・エンパイヤのディフェンスが崩せない
ジ・エンパイヤに完全の呑まれている
*
「なんだ。このサッカーは…」
フィディオが言う
「まずいな。攻撃がかみ合っていない」
鬼道が言う
「あのディフェンスを崩さなくては…という思いか強くて、皆の心がバラバラになっている」
そらが言う
「(そうか、今のイナズマジャパンには司令塔がいないんだ)」
*
「(本当にないのか。ジ・エンパイヤに付け入る隙はっ?!)」
「…ヒロトなら、できるか…?」
かがりが呟く
「皆…頑張って」
秋が不安そうに言う
ボールをもつ風丸が囲まれる
「っ!!」
「虎丸君!フォロー!」
ヒロトが叫ぶが虎丸は前に居て戻れない
「なんであんな前に!豪炎寺君!!」
だが、豪炎寺も前にいた
その隙に風丸のもっていたボールを奪われる
「(そうか。皆、自分の力でなんとかしようとして)」
ヒロトは気づく
「ヒロト!!アンタの考えで良い!アンタが行け!」
かがりが言う
頷きヒロトは走る
壁山はボールを染岡にパスを出そうとしたが
「壁山君!こっちだ!!」
「「!!」」
壁山と染岡が驚く
「上がれ!風丸君!!」
ヒロトが指示を出す
その声を聞き風丸が上がる
「ヒロトさん!」
ヒロトへパスが繋がりそれは風丸へ渡る
「風丸君、豪炎寺君にパスだ」
そして、ボールはまたヒロトへ
「やっとだ」
かがりが安心したような顔をする
「わかったわ!」
秋が言う
「皆、円堂君と鬼道君がいないから2人の分もカバーしようと力が入りすぎてたのよ」
秋は嬉しそうに言う
「それで自分のプレーができていなかった。だけど基山君が気づいてくれたから」
「それで連携が上手くなってきたんだすね!」
春奈が言う
「せーかい」
かがりが笑う
「爆熱スクリュー!!」
豪炎寺がシュートを打つ
「アイアンウォール!」
テレスに豪炎寺のシュートは止められてしまった
それと同時にジ・エンパイヤが攻撃体制に入る
その動きは速く、皆呑みこまれていた
一気にゴール前まで聞く
「ヘルファイア!」
「ムゲン・ザ・ハンド!うわぁ!!!」
ジ・エンパイヤの先制
*
「…私、行ってくる」
そら言いそこから出ていく
「そ、そらっ!どこに行くんだ!」
5人はそらの後を追う
「どこって…ヤマネコスタジアム」
そらが冷静に言う
「どうやって!船はもうないんだぞ!」
鬼道が言う
そらは港にあった、あるモノ------------------------------------------水上パイクを見る
「これで行く」
そう言って跨る
「運転できるのかっ?!」
「…本当は円堂君か鬼道君を連れて行くべきだってわかってる。だけどコレ1人乗りだから」
「ごめんね!!」
そらはそう言うと水上バイクを動かしてしまった
「…運転なら昔、教わったから。それに…ここは大会本部の庭!庭で運転するのに免許は必要ない!」
水しぶきが上がる
「諦めないでよ!皆!!」