二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜心に灯る星〜【世界で輝く星】 ( No.98 )
日時: 2011/10/30 07:53
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

  八話「必殺技と恋と勘違い?」

「ようやんなぁー」
リカが言う
「ま、当たり前でしょ?次は決勝なんだし」
舞衣香が答える
「まぁ、そうやけどなぁ〜」

「これで、アジア予選決勝も…」
「勝てる、とう言うのか?」
監督が言う
「無理…でしょうね」
静かにかがりが言う
「え?」


「乃々美特製、イナズマ弁当の差し入れよ」
「あ、乃々美さん。いつもありがとうございます」
かがりが礼を言うと
「これを食べて練習頑張ってね」

「へぇ、あの人が乃々美さんかぁ素敵な人だなぁ」
「…狙ってるな」
「は?」
リカ達の処にやってきたかがりが疑問を言う
「だって、そうやろ?秋達は今おらへん」
「(…面倒な事になるなぁ。これ、ほっとこ)」

冬花が円堂に弁当を渡そうとするが円堂は悩み事をして眼中に入っていない
それを見たリカが
「あれやっ!!」
と走って行く
「…ねぇ、塔子」
「なんだ?」
「あの子さ、暴走するよ」
「だろうね」
「と、いう事で塔子。後は任せた」
「ああ!…って?!」
「じゃあ、あたしは調べ事があるから。頑張りなよ」

冬花はリカに嘘を教えられてデート紛いをしている
そして、後を追っていたメンバーも増えていき

「王道や!」
リカが言う
冬花がスプーンでアイスをすくい円堂に向ける
「はよう!円堂!男なら、女の気持ちを----」
「馬鹿は滅びて」
冷静な声が聞こえた
「あぁ!?」
リカが振り返ると
そこにはかなり冷たい目でリカ達を見るそらだった
「そらか、今いいところなんや!今からがクライマックスなんや!!」

「何の?」

「何んのって、そりゃぁ…って秋っ!!!?」
リカが今度は慌て始める
秋が喫茶店で二人でいる円堂と冬花を見る
「え…?」
「ほ、ほなウチは帰らせてもらうわぁー」
「え?おい、リカ」
塔子が後を追いかける
「私達も行こうか?」
秋が春奈に言う
「え?キャプテン達に一緒に帰ろうって言わなくていいんですか?」

「大丈夫。円堂君なら」

「…で、貴方達は何をしているの?」
そらが視線を下の方に戻すと
「え…」
「じゃ、風丸さん!後は任せました!!」
その場を去って行った
「風丸、悪い。俺もっ」
緑川もその場を去る
「え?…あ----その」
風丸が言葉を濁す
「…アンタねぇいい加減にしなさい!!!」
風丸はその後そらに小言を言われながらそらの買い物の荷物持ちをしていました

「む!あれは…面白そうなもん発見!!」
リカが言うと塔子が
「いい加減帰ろうぜ」
疲れきった声で言う


「はぁ、だから面倒な事になるって…塔子、お疲れ」
哀れみの籠った声でかがりが言うのだった