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　　　　『——問いますか？




　　　　　　　　　　　　　　答えよう——』














　——自由を手に入れたんですね。その涙は、流したくない？　それとも、流せない？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　狂って、血塗れ。堕ちた天使は何も残っていやしない。そうだろう？——


　　　>>22＊天月 美結 -紅い天使-


　「誰にも渡さない。だって、それがあたしの褒美だから」


　　　　「ただ面倒臭いだけでしょ？　仕方ないなぁ、見ててあげる。大切な人間は自分で守るべきなんだけどね」



===



　——冷酷の裏に潜む貴方の優しさは本物。違うって？　なら貴方はどうしたい？


　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　旅人って自らを強くする為に有るんだと。何の関心も持たない奴は何してるんだか——
　　　　　　　　　　　　　　　


　　　>>26＊白銀 十夜 -新月の月光-


　「どうして無駄な争いを、人間はしなければいけないのでしょう？　貴方だって同じだと思いますが」


　　　　　「長年の因縁ってのはずっと残ります。例え、相手が同じ考えを持っていて偶然再会した、みたいなのがあっても」



===



　——仮面を被ってどうするんですか？　殺しますか、私のことを。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それは正義。歌姫の名を騙る、偽りの正義。もうお前は後戻りなど出来ん——



　　　>>27＊月川 和奏 -銀色の歌姫-


　「世界を包むこの穢れを嫌うのか？　なら嫌え。廻り続けるこの世界と一緒に！」


　　　　　「……関係ないことは言いたくないんだがね。お前はこの子をどうする？　当ても無い旅の終焉はいつだ？」





===



　——矛盾してるんですよ、貴方。もしかして、何か演じてるとかそういうことはしてませんよね？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔は病弱、だからどうした。そんなんで甘く見て貰えると思ったら大間違いだ——



　　　>>29＊美谷戸 凌雲 -深淵の氷虎-


　「副作用がある時点で、俺の氷技は相当なものってことだろ？　気にしてない」


　　　　　　「ハイ、御免なさい。で丸く収まると思ってんのか。世の中そんなに馬鹿じゃないぜ！」　


===


　——逃げ出す必要が何処にあったんですか？　そもそも、人を殺す理由がありましたか？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんなに信じたくないのか。お前は一生そこで丸くなって寝ていればいい——




　　　>>33＊オラリス・エルセレル -生きた殺人兵機-


　「私は自然の力を使える！　誰も私に勝てる奴なんていないわッ！」


　　　　　　　　「……一人は嫌。でも、人間とは関わりたくない。私って、我侭なのかな？」


===


　——剣術に自信を持ってるんですか。じゃあ……それが使えなくなったらどうしましょうね？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　親が殺されたから、か。その形見が壊れたら、お前はどうなるんだろうな——




　　　>>64＊飛火 炎愁 -深紅色の死神-


　「旅の目的？　そりゃ、俺の親を殺した犯人探し、って奴だよ」



　　　　　　「羨ましいな。そんな奴に修行させてもらえて。俺は自分の力しか頼れないから」

　　　　　　　　




（　後々更新…？　）