二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.11 )
- 日時: 2011/10/18 22:04
- 名前: 蒼石緑香 (ID: kI4KFa7C)
第三話 森
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
城の外にある、森へ駆け込んだ
レッド達は 長い事ずっと走っていたので息切れをしていた
「覆い茂ってる・・・」
「暗い・・・月が見えない・・・」
森の木々はとても大きく
月が見えないぐらいだった
「ここの森は昼でもすごく暗いんだ。だから、外に出ると日光が眩しくて・・・」
「そうなんですか・・・」「とりあえず、ここらへんに・・・・よし、ついたぞ」
すぐに歩いた所に
綺麗な湖みたいな場所にでた
とても綺麗な場所で、蛍がよりいっそう綺麗に魅せていた
「美しい・・・・・」
「ホウエンの森より綺麗かもしれない・・・」
「というかグリーンさん達は大丈夫なんですか・・・?」
「大丈夫だよ。グリーン達なら帰ってくる。その代わり、城が血まみれだと思うけどな」
「うっ・・・想像しただけでグロテスク・・・・」
「さて、渡るか」
「えぇっ、ここ湖ですよ・・・?」
「湖だと思うだろ?違うんだよな。」
レッドは座り、湖に向かってコンコンと叩いた
「!?湖・・・いや、氷・・・?」
「ここの環境はよくわからないんだよ。湖が氷みたいに凍ってるし。さ、渡ろう」
「は、はい」
恐る恐る、湖の上に足を置くと
湖の上に立っていた。そのまま走ったりも出来そうだった
「(ガラスみたいだ・・・)」
そのまま湖の上を渡り
大きな木の前に立った
「大きい・・・」
「ここの空洞に入れば会えるぞ」
「会える・・・?」
「ちなみに滑り台みたいになってるからな」
「ほへー・・・」
「じゃ、先行くぞ」
そういってレッドは真っ先に穴へ落ちていってしまった
その後をゴールドが手馴れた手つきで穴の中へ行った
「・・・・行く?」
「行くしかねぇだろ・・・・」
そういってブラックやホワイトも穴に滑り落ち
後からチェレン、ベルと落ちていき
最後にルビーとエメラルドも落ちていった
「わわわわ!!この穴長いぞ!?」
「暗くてよく見えない・・・」
どんどん下へ落ちていき
目の前にいきなり現れたのは一つの扉だった
「よし、ついたぞ。」
「わっ!あいたたた・・・ついたんですか?」
「ああ。」
レッドがコンコンとノックをすると
扉の鍵が外れ、ガチャリと扉が開いた
「・・・レッドさん?」
「よっ、シルバー」「元気そうじゃねぇか」
「ゴールドもいるのか。また逃げてきたんですか?式典中なのに・・・」
「今はそれどころじゃないんだ。」
「・・・わかりました。中へ入ってください、イエローも待ってます、話は中で。」
「わかったよ。さ、入ろう」「はい」
恐る恐る入ると
綺麗な部屋だった
「あ、レッドさん!どうしたんですか?今日は国の式典じゃ・・・」
「実はな・・・・敵対国と今、戦ってるんだ」
「!?なんで・・・」
「やっぱりジョウトとか・・・入れない方が良かったのに」
「俺も同じっすね。」「そうですね・・・」
「グリーンさん達は・・・」
「今、戦ってる。グリーン達なら、大丈夫だと思う。」
「なら、いいんですけど・・・」「姉さん・・・」
「ええっと・・・とりあえず・・・貴方達は?」
「あ、スミマセン!僕はイエロー。イエロー・デ・トキワグローブ。この森に住んでます」
「俺はシルバーだ。よろしく。」「僕はルビー。」「俺はエメラルド」
「俺はブラック」「私は、ホワイト。」「僕はチェレン。」「私はベル」
「二人はこの森を管理してるんだ。」「へー!」
「そういえばゴールドさんにシルバーさん、イエローさんはどこ出身なんですか?」
「俺とシルバーはジョウトだけど、シルバーは生まれた所がカントーなんだ」
「僕は根っからのカントーです」
「ジョウト・・・?じゃあ、なんでレッドさんを助けたんですか?」
「ゴールドは俺の仲間なんだ」
「へー・・・シルバーさんは?」「シルバーは俺のダチ功だよw」
「勝手に決めるな・・・ただの腐れ縁だ。」
「そ、そうなんですか・・・」「いやー、最初は俺達眼で殺されてたよなーw」
「あ、そうなんですか」
「あはは・・・」「うわぁ・・・」
「でも、なんでジョウトに・・・?」
「ちょっと、な。俺は諸事情があるんだよ」
「俺は移り住んだだけだ。故郷にな」
「そうなんですか」「ジョウトにはもう二度と戻れないけどな」
「え・・・?」
文字数関係で一旦切ります