二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.21 )
日時: 2011/10/25 02:07
名前: 蒼石緑華 (ID: kI4KFa7C)

※最初に新しいオリキャラ入ってます

第五話 今は無理かもしれないけれど

冷え切った とある北の国の夜
月明かりが綺麗に見えるとある森の場所で

一人佇んでいるの

一人で待っているの
そう、一人で———・・・

「消えてしまったから・・・・ここに一人で居るのよ」

そう呟く 女性

「一体どこに居るの?」





皆——・・・・・・・・





そして 所変わり
とある船に乗っていた 三人が居た

「お嬢様〜、港につくのは明日の朝だって〜」
「まじか・・・・少し冷えるな。」

「秋ですしね」
「お嬢、ホウエンについたらどうするんだ?」

「まずは森に行ってみたいんです。」
「たしか森はホウエンが一番綺麗なんだよね〜」
「ええ。だから、楽しみです」

とある三人のまだ幼さを残している子供が三人話していた
夜、寒い夜 外で話していた

「でも、シンオウよりは寒くないなぁ」
「そうだね〜、オイラ達が住んでる所寒かったもんね〜」

「長袖を一応持ってきましたが・・・着たら暑くなりそうですね」
「たしかに・・・とりあえず、部屋に戻ろう」

「そうだね〜、それにしても部屋がある船だなんてさすがお嬢様〜」
「これぐらいなら私は出来ますから。」

「さすがだなぁ・・・・あれ、ちょっと寒いかも・・・」
「夜・・・ですしね。戻りましょう」「うん」

「今はまだ着くのは程遠いですけど、待ち続ければきっと・・・・」

そして 三人は
船内へ戻っていった


そして、また所変わって 時間進み
朝、レッド達は目覚めた

「ふぁあぁ・・・おはよう・・・」
「あら、グリーン早いわね」

「まぁな。たまたま早く起きただけだ。」
「あら、そう。」

「というか本当に大丈夫なんですかね・・・・」
「え、何が?ルビー、なにかあったのか??」

グリーンやブルーがため息をつくと
周りは苦笑いする者もいた

レッドは良くわからず、結局尋ねた
「なぁ、なんなんだ?」
「レッドさん・・・貴方の事ですよ。」

「・・・・あぁ・・・泊まったのは・・・初めて・・・・」
「・・・・大丈夫なんですか?」

「多分!」
「威張って言わないでよ・・・」

「ったく、お前って奴は。」
「いやいやいや、ゴメンって・・・」

「まぁ、いいわこっそり帰りましょう。」
「レッドの事はどうしようもないけどな。」

「城はレッドさんの事で大変だから、グリーンさん達が帰ってきても誰も気づかないっすよ」

「グリーン達だけずるくね!?」
「勝手に言ってろ。」

「あはは・・・とりあえず、いつでも僕達ここに居るので」
「バレないかぎり・・・・来ていいです・・・・」

「バレないかぎり、な。」

「うっ・・・」
「もうすぐバレるんじゃなーい?森で見かけたって人もい・る・し♪」
「なっ、ブルー!お前楽しんでるだろ!!」

「あーら、なんの事かしら」
「やめろ。朝っぱらそう元気になられても困る」
「・・・・大変なんですね」
「まぁ、一番大変なのはグリーンさんだけどな。二人の唯一のストッパー。」
「そうなんですか」
「そうなんだよ。」

「さぁ、皆!茶番はおしまい!!ひっそり帰るわよ!」
「茶番で言い包めるな。」

「おほほ、細かい事は気にしない♪」
「あー・・・・はいはい・・・」

「よしっ、見回りが来る前に帰るぞー!」
「なら、さっさと出ろ。」

「あれ、見回りが来る時間帯ですよ。今。」
「・・・・まじ?」

「じゃあもう少し待つかぁ・・・・」

「仕方ないな。」

「ま、いいんじゃない?」
「というか俺、早く行かないとバイトに遅れるっす・・・」

「なら、ゴールドだけ行けばいいんじゃないか?」
「さすがにここから出るのはマズイでしょう・・・今・・・」

「あ・・・・そっか。」
「とりあえず、眠くなってきたから少し寝させてもらうわね」
「早めに起きろよ。」「解ってるわよ」

そうして
待ち続けている

土の中で外に居る人が

通り過ぎる事を


続.

今回は短いです
週に2,3回ペースでなるべくいきたい・・・・

最初に出て来たオリキャラの正体は後にわかります