二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ中世風パロディ【シリアス、ギャグ系】 ( No.23 )
- 日時: 2011/10/27 02:25
- 名前: 蒼石緑華 (ID: kI4KFa7C)
上の続きです
そういってレッドも一緒についていった
そして着いたのはグリーンの部屋
ノックを三回した後、グリーンが扉を開けた
「どうした。」
「あぁ、ちょっとね。話よ、話!」
「?・・・ああ、解った。入ってくれ」
三人はグリーンの部屋へ入ると
アクアが話し始めた
「んで、話の前に紹介。」
「私は元・軍・・・少佐あたりだった人よ」
「・・・なんか聞いたことあるような・・・・」
「あぁ、名前はレイル。レイル・アレスリア。」
「レイル・アレスリア・・・あの毒戦に出た少佐の人か・・・?」
「ええ。死んだって事になってるけど、奇跡的に生きたのよ。」
「・・・・毒戦でか・・・」
「で、貴方が私と同じ毒を全治しちゃった人?」
「!?なんでそれ・・・・」
「ごめん・・・・・俺だ。」
「アクア・・・・まぁ、いい。その紫のような跡が?」
「ええ。貴方はこれより酷い跡があるんでしょう」
「まぁ、そんな所だ」「・・・見ると、眼帯をしている方眼みたいね。」
「ああ。あ、名前言ってなかったな。俺はグリーンだ、よろしく。」「よろしく。」
「おーい、話始めていいかー?」
「あ、そうだったわね。始めてちょうだい」
「OK、んじゃ始めるよ」
そういって、アクアは話を始めた
また始まるかもしれない毒戦の話を
それを聞いたレッドとグリーンは唖然としていた
あの毒戦がまたあるのかと
グリーンはともかく、レッドも眼に見た忘れられない記憶
その記憶がまた、新しくなって生まれてくる事が信じられなかった
毒戦はその戦の前からあったが、毒自体は軽い毒だったが最後に行われた
大規模の毒戦の毒は猛毒で、たくさん人が死んだ
それから毒戦は禁止となった
その毒戦がまたやるという事は恐ろしい事だった
「・・・・どうして、また・・・・」
「あいつらが考えそうな事よ。」
「でも、そんな事信じられない!!例えあんな奴等だとしても危険だって・・・・」
「Σιωπή!!」
そういってレイルはレッドに向かって銃口を向けた
「!?レイル、やりすぎだ!」
「あぁ、ごめんなさいね。」
「下手したら、死刑だよ?」
「確実にでしょ。でも、これだけは覚えておいて皇子。」
「な、なんだ・・・?」
レイルはいきなり銃口を向けられ固まっているレッドに話しかけ
肩にとん、と片手を置くとこういった
「今のように、貴方はきっと銃口向けられる・・・だから、気をつけなさい。固まってると、やられるぞ」
ギリッと肩を硬く掴むとすぐに手を離した
「・・・・解ってるよ」
「話を戻しましょう。」
「やっとか・・・」
「この戦はきっと行われる。逃げも隠れも出来ないわ」
「・・・・そうか。」
「この世界じゃ常識は裏返される。国の人々を守るためには、自ら犠牲にならなきゃいけない」
「確かに、そうだ。」
「よくわかってるわねぇ、とにかく・・・・この国が本当に消えてしまう前にどうにかする事ね」
「・・・・・・そうか」
「話はこれだけ・・・か?」
「ええ。悪かったわね、忙しいだろうに」
「いや、いいんだ。」
「私はホウエンに帰るわ。会議があるからね」
「待て、会議ってなんだ。しかも、ホウエンって・・・」
「ああ、ごめんなさい。さっきの情報屋ってウソよ」
「はぁっ!?」
「だって、面白いじゃない」
「人を騙すのも変わってないね。てかホウエンの兵士なの?」
「ええ。今は大佐。2つは上がったわね」
「ほへー・・・・ま、頑張りな。私は召使という簡単な職業だからあんたの気持ちはわからんさ・・・」
「その生意気な口も変わらないわねぇ・・・・」
「勝手に言ってろ。」「えーっと・・・・とりあえず、かえるんだよな?」
「ええ。それじゃあ、さよなら皇子?」
「あ、ああ・・・・」
そのままレイルは去っていった
いつかまた もうすぐ行われる戦
どうすればいいかなんて
まだ、解らない頃
続.
今回は長いです・・・・