二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- magico / 夏蜜柑さん Ⅳ ( No.13 )
- 日時: 2011/10/23 21:00
- 名前: rimirimi (ID: AAEf2Lwl)
そこは…大きなお城…
雪がかかって神秘的でおとぎ話に出てきそうなお城だった。
「大きいなぁ…」
「ここが家ってことは…」
「そう…私お姫様です…」
「すごい!わだし本物のお姫様初めて見たべ!」
「送ってくれてありがとう…」
「そんなの全然!」
「それより…儀式のためにセルリア…涙がほしい…」
「急に言われても涙なんて…」
「シオン…そんなに急がなくてもいいんじゃない?」
「…わかった」
「そんなことより!家に招待するわ!あがって?」
「いいの!?やったぁー!」
「あっ!セルリアちゃんの好きな人って誰なの?」
エマが耳元で言った。
「!!…後で教えるね…」
「わがった!」
「何を話してたんだ?」
「別に何もありまぜん!!」
「??(俺…エマになんかしたかな?)」
「さぁ…どうぞ。」
ガチャッ
「わぁ—————!!」
そこは広くて向こうの壁が見えないほど…
「広いなぁ…」
「「「お帰りなさいませ。お嬢様。」」」
「ただいま。」
「(すごいなぁ…)」
何千人ものメイドや執事が並んで、セルリアを出迎えていた。
「セルリア様!!お帰りなさいませ。」
「たっただいま…」
「(もしかして…セルリアちゃんこの子の事…)」
そこにいたのはセルリアと同じ歳くらいの男の子で…
髪は黒色の短髪。執事らしい格好をしていて、眼鏡をかけている。
「この人達は!?」
「私の友達よ…シオンとエマ、ルーに猫のアニスよ…」
「おじゃましでます!!」
「セルリア様とお友達になっていただいてありがとうございます!!」
「カイト!そんなこと言わなくていいの。」
「すいません。でわごゆっくり…。」
「かっこいい執事さんだべ…(セルリアちゃんとピッタリだべ!)」
「エエエッエマ!?あのカイトってやつ…カッカカカかっこいいって…」
「違います!!あの…そういう意味じゃなくて…」
「(よかった…)」
「そうだ!!エマとルーにドレス着せてあげる!!」
「えっ!?」
「こっち来て!!」
「ドレス?何だそれ?」
「いいから!!」
「行っちゃったわね…」
「エマがドレス…」
「変なこと考えて無いでしょうね?」
「考えてねーよ!!!!!!!」
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続く…