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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 怪盗レッド*もう一つの怪盗*(コメください…) ( No.26 )
- 日時: 2011/10/29 18:27
- 名前: ライ ◆64PzB9jtgM (ID: cSGMzERh)
十三話
「捕まえたぁ!」
私はブルーの手を掴んだ。 ん?
「離せよ!」
聞きなれた声がした。 もしかして…
でも、暗くて見えない…。
「離すわけ無いでしょ!?顔を見せなさい!」
「俺に言うなよ!暗くしたのは俺じゃない!!」
私達は立ち止まって、落ち着いた。
「じゃあ、誰?」
私が怪訝そうな顔で言った。
「さぁ?もう一人のレッドじゃないのか?」
嫌そうな声が帰って来た。
「何で知ってるのよ!?」
「しらべたからな!」
私の大きな声と裏腹にご機嫌な声が帰って来た。
「はぁ…何で挑戦状なんか送ってきたの?」
「それは教えない。」
「そうですかぁ!」
なんでよ!?はっ!ケイなら…、
「もしもし?聞こえる?」
私は懸命にマイクに向かって話しかけた。
「無駄だよ…俺の無線も切れたし…きっと何かあると思う…
てことで!」
「え!?」
一瞬の隙に私の手をすり抜けて走っていく…行かなきゃ!
「待ちなさい!」
私もおいかける、
「へへっ…待つものか!?」
ブルーは宝石の部屋に入っていく……
************ケイ視点****************
『まさか私達と同じ二人組だとは思わなかったわ…』
「怪盗ブルーも二人組と言う事か…」
俺はパソコンを触りながら言った。
『ふふっ…きっとまた会えるわ…それじゃ!』
「ちょっ!…待って…もう無理か…」
切れたマイクを外しながら呟いた。
また会えるか………そうだな
俺はお前の正体を知っているからな…
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