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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】漆黒の炎に罪を乗せて オリキャラ募集★ ( No.70 )
- 日時: 2011/11/30 23:08
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
- 参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/
第十五話 −災厄の魔女
「待って…。」
その時、一人の男の子がいた。
ー童顔だな・・・。
私はそう思っていた。
「トウヤ…。」
男の子は何か言いたそうだった。
「レイティア…俺、夢を見つけたんだ。」
「夢…?」
トウヤは笑った。
ー満面の笑みではなく、切なそうな目で…。
「シンクを本気で守ろうと思う。」
その言葉に、
「ト、ウヤ…。」
僕の涙線は緩んだ。
「…行ってらっしゃい。」
彼はそう言った。
その時、
『いってらっしゃい』
過去の【私】と重なった気がした。
「…信じてるから…ずっと…。」
私は思った。
この人がいたらきっと私は、
「一緒に来てください!!」
もとに戻れると…。
「…君はなんのためにカントーに行くの…?」
「…お兄ちゃん…否、Nを探しに行くためです。」
「N…?また消えたの…?」
「はい。」
僕は彼の瞳を見て言った。
「Nの妹のアリシア。それが私の本当の名前。」
トウヤ君も驚いている。
「私はもう、逃げない。絶対に。」
「…いいよ。付いてってあげる…。僕の名前はレイティア…」
レイティア君は少し笑って言った。
「その代わり…トウヤを宜しく。」
「なんだよそれ!」
「…ふっ。」
その時だった、
「あの〜お取り込み中悪いけど…行くよ?」
「あ、はい。」「あ、すんません。」「…分かった。」
「じゃあ、カントーに出発☆」
その瞬間、
ふわり。
「え…?」
私の体は(結論トウヤ君たちも)野生の鳥ポケモンに運ばれていた。
ーしかも何十匹か…^^;
「ぬええええええええええええええええええええええ!?」
「あはは〜♪」
(彼女はまるで当然科の様に笑っていて、トウヤ君とレイティア君のポーカーフェイスも乱れていて…凄いことになっていた。)
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