二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【pksp/pkmn短編集】さよならの恋の唄【リク募集】 ( No.141 )
日時: 2012/03/18 21:58
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://up.b9dm.com/lz/20950.html

【レッド×♀グリーン】



………レッドにいきなり抱きしめられて仕事ができなくなった。




〜あぁ、嫉妬?〜







事の始まりは一時間…否、30分くらい前だろうか?あたしは普通にジムで仕事をしていたのだ。
そしたらレッドがジムにいきなり押し掛けてきて、怒った顔で「なんでだよ」と言っててきたから、意味が分からなかったあたしは「何がよ」と返した。
しかし、レッドは怒った顔をしてるだけで何も言わないからあたしの方が少し怒りを覚えて無視をしてあげた。
ちょっと「ざまぁみろ」とか思って机の上にある仕事の資料を持ちながらパソコンに向かって「さぁ、始めるか」と思った次の瞬間だ。
「グリーン。」といきなり名前を呼ばれて、「だから何よ…。」と言おうとした時にはもう、あたしはレッドの胸の中にいたのであった。

そして今に至る。



「ねぇ、苦しいんだけど。離しなさいよ」

「いやだ」

「ふざけないでよ!仕事しなky「なんで!!」…レッド?」

レッドは怒った顔から悲しい顔をした。こんな顔、あの日以来見たことがなかった。何か、あたしは悪いことをしたのだろうか…?

その時、あたしは思い出した。

「あ…そう言えば………」

前した、レッドとの会話を。




"そういえば………マサラにあんまり戻れていないわね"

"そうなのか?じゃあ、今度…マサラのいい所に連れてってやるよ♪"

"そんなところあるの??"

"あぁ!!前見たとき、グリーンを連れてこようと思ってたんだ^^"

"そう…じゃあ、連れてってくれるかしら?今度"

"分かった!じゃあ、来週の土曜日…俺の家の前集合な!!"

"えぇ、じゃあ、来週ね"



…はっきりいって、忘れていた。仕事がとても忙しかったのだ。でも、そこまで怒らなくたっていいだろう…。
あたしが黙っていると、レッドは「思い出した?」と言った。あたしは「思い出したから離しなさい」とせかすように言ったら「無理」と断られた。

「俺はさ、グリーンに無茶してほしくないんだよ…俺が手を直している間って言う約束だったけど、いまさら継ぐつもりもないし、任せればいいと思ってる。
でもさ、グリーン頑張りすぎてるだろ?だから息抜きしてほしかったんだよ。」

…そこまで考えてるなら継ぎなさいよ。そう思ったけど、まぁ…呑み込んでおいた。
今はレッドの期限を取り戻すほうが優先だろう。さて、手段は選んでる暇はないわ。

あたしはレッドに少し微笑みかけて言った。

「ありがとう。じゃあ、今度は………。






























"集合"じゃなくて、"迎え"に来てくれるかしら?」




そう言うとレッドは犬のように喜んで「もちろん!!」と言った。
あんたの少し子供っぽくて素直なところ、あたしは好きよ。



結論。友達として。