二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【pksp/pkmn短編集】さよならの恋の唄【リク募集】 ( No.154 )
日時: 2012/03/26 21:22
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://up.b9dm.com/lz/20950.html

                         【貴方が笑ってくれるなら4】





あの日の言葉が僕に突き刺さり、どういう意味か考えるうちに卒業式は明日を迎えた。このごろ、弁当も一緒に食べてない。
一人で屋上で寝転がりながら考えて、お昼休みを過ごすことが多くなってしまったからだ。
そうしてるうちに……今日も終わりそうだ。そう言えば、ゴールドさんはあの後…グリーンさんと一緒にいたが、どうなったのだろう?
そういえば、グリーンさんは誰が好きなんだろう?ゴールドさん?レッドさん?ブルーさん?それとも…クリスさんかシルバーさん…?
グリーンさんの中に"イエロー"と言う選択肢はあるのだろうか……?せめて、選択肢には入れてほしい。
そして…………………卒業式と言う残酷な式は簡単に訪れてしまったのだ。グリーンさんと、別れなければいけない……。
それはとっても辛いことだった。グリーンさんを愛してる僕の取っ手はすごくつらかった。

「よー女顔男。今日もグリーン先輩のおっかけっすか?」

「……それも、今日で終わりますよ。嫌でもね」

「そうっすね〜もっと早く、グリーン先輩に会ってたら俺、落とそうと顔持てたんですけどね〜」

「……そんなの、僕が許しませんよ」

「だろうっすね〜イエロー先輩のガードの固さは有名ですから。だから、俺もこうして告れなかったんすよ」

ハハハwと、明るく笑うゴールドさんは、本当にグリーンさんが好きだったのだろうか?
でも、少し悲しそうに笑っているので…本当は好きだったのだろう。僕の様に馬鹿だから、伝えられなかった。それだけ。

でも、僕は変わるよ。愚かで馬鹿で阿呆でウザいやつなんかじゃない。

「僕、グリーンさんに告白してきます。もう、何もしないで終わるなんて嫌なんです。だから、僕は伝えます。……貴方はどうなんですか?」

ゴールドさんは、不敵に笑ってこう言った。

「俺は、もう伝えたよ」

と。

「そうなんですか……じゃあ、僕も振られちゃいますかね?まぁ、伝えれるだけいいですがね」

そう言って僕は立ち上がった、ゴールドさんは「行ってらー」と手を振って笑っていた。でも、寂しそう。

「ゴールドさんも、"嘘"なんて言ってないで、気持ちを伝えたらどうですか?」

「!!」

「ゴールドさん、伝えたなんて嘘は言わなくていいですよ。恋敵は………多い方が燃える」

にやり、と笑う。ゴールドさんは「ちょ?!」と驚いた顔をしていたけど、少し笑うと「確かにな」と笑顔になった。

「あんたのおかげでちょっと、自信持てました。あんがとな、イエロー先輩」

「いえいえ。負ける気なんかしませんけどね」

「ははっ、頼もしいっすね」

そう言うと、ゴールドさんは僕の手を掴んで走り出した。理由は僕も分かる。



































"卒業式に乗り込もう"






































「いってー…グリーン先輩酷いっすよ………いだっ!!」

「貴方達、馬鹿なの?死ぬの?卒業式で「好きだ—————————!」なんて叫ぶ人、貴方達以外見たことないわよ。」

グリーンさんは怒りながら僕達の髪の毛(ゴールドさんは前髪。僕は阿呆下)を掴み…握りつぶしながらそう言った。
でも、そう言いながら耳を真っ赤にしているから愛おしいと感じてしまった。照れてるのが一目でわかった。

「グリーンさん、照れてるんすか?耳、真っ赤ですけd…いてえええええええええええええええええええええ!!」

「黙りなさい。黙って反省をしなさい。」

「さ、さーせん!!痛いっす!!」

ゴールドさん。気付いても言わないでほしかったです。グリーンさんがてれ隠しして、貴方の髪の毛を握る強さを帰ると…僕の方も変わるんです。痛いです。

「す、すいません………で、でも、グリーンさんに伝えたかったんです。"愛してる"って……」

「もう、言わなくていいから黙ってて頂戴///」

そう言うと、グリーンさんは髪の毛を掴んでる手を少し緩めた。あぁ、痛かった。

「悪いけど、あたしは付き合う気なんてないの。貴方達の気持ちは答えられない……。」

グリーンさんが言い終わる瞬間に、ゴールドさんは言葉を発した。その言葉に、グリーンさんの顔は真っ赤になった。
…珍しいものを見せてもらいました。ゴールドさんがグリーンさんをその顔にしたって思うといらつきますが。





まぁ、その言葉は後で言いますね。え?早く言えって?焦らしてるんですよ^^



















「あんた達の気持ちは嬉しい…だから、もう少し考えさせてくれないかしら?あたし……」

「グリーンさん、留学するんですよね?そんなに待てませんよ!」

「……は?イエロー、貴方何言ってるの??」

…あれ?僕は何か変なことを言ったのだろうか??本当の事を言った筈なんだけど………どうしたのだろう??

「あたし、留学なんてしないわよ」

「え…でも、この前、学園長と話してるの聞いたんですけど…」

「……………あぁ、それね。勘違いしてるわよ。それ」

だったら、よかった。……って、ことは………?此処はエスカレーター式のマンモス高…グリーンさんは留学しない。

=此処からいなくならない






























…=ライバルもそのまま^p^いや、増えた(ゴールド)
































「これからも、ずっと一緒ですねVv」

「学年、違うけどね」

「また、お弁当食べれますね!」

「校舎、結構離れてるけどね」

「毎日好きって言えますね!」

「それは丁重にお断りするわ」

「あ、愛してるの方が良かったですか?」

「それもやめて///」

「じゃあ、世界で一番貴方を愛してる。自分の命に代えても待持て見せるとかの方がいいんじゃないっすか?」

「……口、塞がすわよ。ガムテープで」

「せめて、もっと可愛いものにしてください」

「何?マスクで窒息死?」

「やめてwwww」

「冗談よ」←真顔

「真顔やめてwwwもっと可愛い顔してwww」

「……ねぇ、忘れてた気もするんだけど」

「「はい?」」



























「卒業式の途中なのよ」



































「「あぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」






























すっかり、一大イベントを忘れていました
























それでも貴方が笑ってくれるなら



























僕も笑えるって思うんです






























ライバルは多いけど

























僕は頑張ります



























なんかライバル一人増えたけど
(なんかってなんすか?!)























毎日楽しいです!

























理由は


























貴方が





















僕の





















傍に






















居てくれるから