二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【pksp/pkmn短編集】さよならの恋の唄【リク募集】 ( No.159 )
- 日時: 2012/03/29 23:34
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
- 参照: http://sky.geocities.jp/nobody_zero_sleet/
*白・チューリップ 失恋*
【貴方の傍にいたかった】
四角関係的なものを書きたかった←
ブルー→グリーン→イエロー→レッド→ブルー
ブルー→レッド→イエロー→グリーン→ブルー
二つとも書きます。両方、繋がってません^p^
ずっと一緒だった。誰かが欠けるなんて一度も思ったことはなかった。ずっと、四人で仲良くできると思ってた。
だけど、
「ねぇ、好きな人とかあんた達居るの?」
そんな一言で崩れ去るような関係だった。とても悲しくて泣きそうになってしまった。
ポーカーフェイスを保っても、傷つくものは傷つくのだ。イエローもレッドも、話を振りかけたブルーまでも、少し落ち込んでいる。
あぁ、こいつら全員…誰が好きなのかは予想は付いている。が、改めて気付くと寂しいものだな。
まぁ、俺は気付かないふりをしていたんだがな。何故か?そんなの当たり前ではないか。
ずっと、ずっと一緒にいたかったから。離れるなんて思いたくなかったから。ただ、それだけ。
しかし……"ずっと"と言うのは無理なことなんだと今更ながら気付いた気がする。
今更…か、その言葉は嘘なんだと本当は気付いているだろうな。しかし、俺はその言葉にしがみついた。
「好きな奴、か………」
イエロー。俺はイエローの事が好きだ。しかし、イエローはレッドが好き…レッドはブルーが好き。
そして、俺はブルーに思いを寄せられていた。それは、あいつの接し方で分かる。
「誰にも…言ったことはなかったな」
思いを誰かに寄せたことも伝えたこともなかった。だから、自分の子の気持ちを制御するのに少し戸惑った。
「………恋、か」
恋。恍惚で美しい物。でも、少し触っただけで醜く汚いものになってしまう。
だから触れたいとは思わない。汚したいとも思わない。ぐちゃぐちゃにしたいなんても思わない。
だが、こいつは違うらしい。
「ねぇ、グリーン。心をぐちゃぐちゃにしたらどうなると思う?踏みにじったら、どうなると思う?あたしの方に気持ちを向けてくれると思う?あたしの事、少しでも気になってくれると思う?」
あぁ、こいつ…狂ってるな。
何故そう思ったかと言うと、俺に馬乗りし、笑いながらブルーは俺にそんな言葉を言ってきたからだ。
ヤンデレなど俺は興味ない。
眠たいのでと地歩