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『ハロ/ハワユ』


byエン





ハロ
トキワの森で小さくつぶやいた

ハワユ
誰もいない木の下で

モ—ニン
敵が来たよ　最凶の敵が

ティクタク
誰か助けてすくんでる　あたしを





ハロ
昔は二人仲良かったね

ハワユ
思いだすな　誓いもしてたよね

スリーピン
嫌な事考えてないで　森に行こうか

クライン
弱い自分を消し去るために


もう

弱い自分が嫌いだった
兄姉を超えれない俺に言った
「もう　お前は　俺にとって　ない存在だから」
そりゃ　まぁ　俺だってお前嫌いだけどさ
それはちょっと酷くねぇか？

ずっとお前を遠ざけていた
会えばいつも喧嘩をしてた


こうして俺は
今日も大事な

人を傷つけて生きてゆく



何故　さけてしまうのだろう？
お前を嫌う　ふり　するのだろう？
誰にも　言えないことだから
一人で抱え込む

曖昧な感情の波に襲われて
息が出来ない程苦しいの

ふと　戻ってみたくなった
あの時の時間に



一向に進まない支度の途中
朦朧とした頭で思う
「もう　顔見たくない　と言って避けようか」
違うね、分かってるよ。
決着つけなきゃいけないよね
分かってる。　つたえなくちゃ

ホントはお前が好きだったんだ
"愛してる"といいたいぐらいに

守れなかった
馬鹿な"あたし"に
これ以上　何も求めないでよ


何故　恋なんてしてしまったのか？
ホントに　恋　だったのか
違うそれはきっと。
それはきっと　愛　だった

命に終わりがあるならば
終わってしまう前に伝えよう
あたしが生きた証を
お前に伝えるよ


sory
ごめんねって伝えたいよ

sory
ごめんねって言いたいよ

sory
一度だけでもいいから

心の底から大泣きしながら『ごめんね』って言いたいよ



ごめんねって言って見せるよ　自分に嘘はつかないよ
存在拒否なんてしないから　あたしの声聞いて
鳥籠の中から飛びたとうよ　羽はきっと癒えている
なんて狭かったんだろうね　苦しかったね



ハロ
ハワユ

ハロ
ハワユ

ハロ
ハワユ

おま　えに
ハロ
ハワユ