二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ夢制作中 ( No.29 )
日時: 2011/11/22 17:31
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/

*貴方にキスを私にハグを*


「レッド。ちゃんと修行するなら、一言言いなさい。」

私はレッドの前に仁王立ちして、レッドを叱っていた。

「悪い悪い。」

レッドは、悪びれた調子もなく、モンスターボールを磨いていた。
ーはっきり言って、自由気まますぎるわ。
あたしは溜息を零した。

レッドはいつだってそうだ。11歳のころの冒険も、私に何も言わずに行ってしまった。その時は、私も小さくて泣き虫だったから、声をあげて泣いてしまったもんだ。
ーまぁ、数分後にレッドが、「りさも一緒に行こうぜ!」なんて、笑顔で帰って来たのには、アワを吹きどうななほど驚いたんだけれども…。

「そんなの事はどうでもいいわ、私…レッドについていけそうにないわ。」

呆れたようにレッドに言うと、

「そう言って、りさはいつも付いてきてくれるだろ?」

と、笑顔で言った。
ー悔しいが、正解である。
でもね、私だって、我慢できないこともあるのよ?


「もう、レッドとはバトルもしないし、一切も話さない。
 私、グリーンが好きなの。応援してね。」

そう言って、レッドから去っていこうとしたら…。

「今、なんて言った?」

鋭い、低い声の様な気がして、私は「ひっ!」と、声を上げてしまった。…レッドが…怒ってる?
私にはどうしてか分からなくて…レッドは怒るんだ…とか、レッドもこんな声、出せるんだ…とか、下らないことを考えていた。

「グリーンが…好きなのか?」

レッドは、さっきの声とは違い、悲しそうな声だった。

「ごめん…ウソ…。」

私はレッドに飛びついた。
いきなりだったから、レッドが「うわぁ!」と言って、倒れこんだ。
ーあぁ、温かい。

「…勝手に行かないでね?」

「もちろん。」

そして…

貴方にキス。

わたしにハグ。

二人で愛。

「なんて…甘ったるいんだ…あいつら。」
「そうね…グリーンもいいように使われたわね…。」
「りさには、後で覚えといてもらうか…。」
「や、やめときなさい^^:」
「…仕方ないな…。」



はい。付けた市が遅いですけど、「りさ」は夢主人公の名前。
グリーンの従姉妹。
髪の毛は、グリーンのいがぐり頭に、なぜか柔らかいふわふわの髪をしている。髪の質が場所ごとに違う…。

*あとがきと言う名の懺悔室*

レッド君。優しくないねww
ただのやきもちやk(ry
主人公、ツンデレ・・・姫奈とは全然違う(笑)
まぁ…自己満足で終わったので良かったですよ(笑)