二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【pksp/pkmn短編集】さよならの恋の唄【リク募集】 ( No.325 )
日時: 2012/07/31 21:01
名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

小ネタ的な??????????



『グリイエ※死ネタ』
「イエロー…お、ちついて聞いてくれるかしら?」
ポケギアから聞こえたブルーさんの声は震えていた。
嫌な予感しかしなかった。
震える体に鞭を打って「なんですか?」と返事をした。
出来る限り、明るい声で。
だけど
神様は残酷だ。
「グリーンが、死んじゃったのッ…!!」
ブルーさんの近くに誰かいるのか、すすり泣きが聞こえる。
遠くでレッドさんが『なんでだよ…ッ!』と叫んでいた。
「そ、うですか。教えてくれて…有難うございます」
悲しすぎて涙さえ出なかった。人間って、悲しすぎると何も出ないんだ。
ブチリ、と一方的に電話を切った。
後で怒られてもいい。一人になりたかった。
グリーンさんが死んでしまったらジムはどうなるんだろう。
レッドさんがジムリになるのかな?
…じゃあ、僕は一体誰を好きになればいいの?

そう思いながらもトキワのジムに行く。
扉を開けても愛しのあの人の声はしない。
涙があふれた。ここにきて。

「グ、リーンさぁん……!」
前方を見ると、電子のグリーンさんがいる。
自分が居なくても戦えるようになってるのだ。
そんなアナタの体を触る。
案の定、すり抜ける。


「な、んで…死んじゃうんですか…!!」

悲痛な叫びなんて、アナタに届かないでしょうね。
その日、僕はずっとトキワのジムで泣いていた。
泣いて泣いて涙が枯れるまで泣いて…。


『イエロー』


アナタに名前を呼ばれた錯覚までした。



後日、死因がはっきりした。
人を助けて死んだらしい。
グリーンさんらしくてまた涙が出てきた。

助けられた少年は肩を震わせていた。
「ご、ごめんなさいっ。僕のせいで……」
あの人は困っている人が居ると助けちゃうからな。
なんて思いながら少年に僕は
「大丈夫だよ。お兄ちゃんもきっと、後悔なんてしてないだろうから」
と言い、頭を撫でた。少年は「う、ん」と涙をぬぐっていた。


「僕はそんなグリーンさんが誇りです」

大丈夫。
僕の傍にはずっとグリーンさんがいるから。


『終わり』
…はい。グリーン好きなくせに何やってるって?
さーせん^p^
イエローが電子のグリーンを見て泣くシーンが描きたかっただけ(´・ω・`)


\(^o^)/反省なんて絶対するもんか!!