二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ夢制作中 ( No.47 )
日時: 2011/12/10 22:03
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/

悲恋おkな人はスクロールから
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「レッドさん。もう、我慢しなくていいんですよ?」


寒い風が頬を撫でる、ある冬の事だった。
俺は、いつもの様に半そでの赤い服を着て、シロガネ山で修業をしていた。
そんなときにイエローが笑顔でやってきて、いきなり真面目な顔をしたかと思うと、そんなことを言い出したのだ。

「何がだ?」

俺はとぼけたふりをすると、イエローは見透かしたように俺の隠してた想いを言う。

「レッドさんは、ブルーさんが好きなんですよね?それなら、隠さなくたっていいですよ。僕はレッドさんの想いを封じ込めようなんて、思ってませんから。」

イエローは淡々と、静かに言い続ける。
そんなイエローに怒りを覚えてしまった。

「違う。」

否定の言葉を述べても、イエローはまだ言い続ける。

「僕の意見は違くありません。レッドさんはブルーさんを愛していて、僕への想いは好き…そう、ピカへの愛情と同じなんです。」

イエローは俺の目をまっすぐ見つめている。
ーなんで、そんなこと…。

俺は頭の中が真っ白になった。

「でも、今は僕のそばに居てください。」

イエローはふわりと笑い、そう言った。
ー俺は甘えていたんだ。
強がっているイエローに…。

「あぁ!」

この返事が、嘘になることを…
想像していたくせに。


俺はブルーを愛してしまった。