二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ夢制作中 ( No.49 )
日時: 2011/12/10 23:21
名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/

悲恋おkな人はスクロールから
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イエローside


「レッドさんにとって僕は、ブルーさんの代わりだったんですよ。」

僕は、隣に居るグリーンさんに言った。

「そうだな…。」

グリーンさんは悪びれた様子もなく、僕に言った。
…グリーンさんの隣は安心するな。
僕はしばらくの間、グリーンさんの肩に頭を預けていた。
温かいや。
僕はそのまま眠りに落ちそうになる。

「おい…。」

眠りに落ちる少し前に、グリーンさんの冷たい手が、僕の頬を撫でたのが気持ちよくて、

「ん…。」

僕は目をつぶった。

「イエロー。」

彼に名前を呼ばれるたびに、心臓が跳ねる。
心があったかくなる。

「グリーン、さん。」

僕は彼の腕を強くつかんで、

「置いていかないでください。」

僕と同じ色の瞳は見えないけれど、
体温を感じるから…。

「」

グリーンさんが何かつぶやいたけれど、僕は聞こえなくて、
眠りに落ちる…。

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グリーンside

「泣いていいから。」

そう伝える前にイエローは眠った。
イエローの綺麗な髪を撫でながら、醜いことを考えてしまう。
ーこのままいっそ、イエローと一緒に居たら。
きっと、レッドは怒るだろう。ブルーも、同様に。
否、喜んでいるかもしれない。結ばれることに。

「本当に醜いのは…誰なんだろうな。」

俺はそう呟き、イエローを撫でる手を止める。
彼女はすやすやと寝息をたてて眠っている。

「…おやすみ。」

イエローは少し身じろぎして、「ん…。」と声を出した。
何故、レッドはイエローを女と気付かなかったのだろうな。
今となって不思議となり、そして、笑えて来た。

「…俺も、レッドの代わりだったんだな。」

俺はイエローの手を握り、少し己に近づけた。
そうすれば、
悲しみを忘れると思ったのだ。



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何処まで続くんだろう…^^;
三話目はグリーンとイエローの浮気話でした。