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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ悲恋制作中 ( No.50 )
- 日時: 2011/12/11 17:44
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
- 参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/
悲恋おkな人はスクロールから
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レッドside
本当に、このままでいいのだろうか。
イエローに甘えたままで、自分の気持ちを隠しておくことが、本当に幸せなのだろうか。
「そんなわけないよな…。」
イエローは、いまだ自分の事が好きなのだろうか。
醜い思考の自分を。
「レッド。」
「グリーンか、久しぶりだな。」
トキワジムの仕事が忙しかったせいか、まともに会えてなかった。
「あぁ…仕事が忙しかったからな…。」
グリーンは普通のように言う。
「あんま、無茶するなよ〜。」
「分かってる。」
グリーンはいつも、無茶して体を崩してしまう。
ブルーの事を思って尽くして、風邪をひいてしまっている。
「…レッド。」
「どうしたんだ?」
グリーンの瞳は、イエローと同じだったんだ。
まっすぐで純粋で、
ー俺を信じている瞳。
「ブルーを、守ってやってくれ。」
そんな風に言われるなんて思わなくて…
「グリーンが、守るんだろ?」
動揺してしまった。
グリーンが、俺に頼みごとをすることなど、あまりなかったし…。
「お前じゃなければ、あいつは駄目なんだ。」
グリーンは、辛いのに…ブルーと俺以上に我慢している。
それはきっと、イエローも…そうなんだろう。
「俺、決着をつけてくるよ。」
立ちあがって、俺は言った。
「−これで、元には戻れないな。」
グリーンはそう言ってトキワのジムに向かってしまった。
「悪い…グリーン。」
これで俺はもう、元の仲間にはなれないな。
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