二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ悲恋制作中 ( No.51 )
- 日時: 2011/12/11 20:25
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
- 参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/
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ブルーside
本当にこのままであたしは幸せなのかしら?
グリーンを騙して、傷つけて、隣に居ることが。
「ブルーさん。」
そんな中、笑顔のイエローがあたしの傍に来た。
「森の中で見かけるなんて、珍しいですね。あ、日光浴ですか?
僕もよくするんですよ。一緒にどうですか?」
イエローは、あたしと恋敵なのを分かっているくせに、どうして優しくするの?
ー汚いあたしに見せつけているの?歪んだあたしに見せつけてるの?
「あ、でも、ブルーさんは綺麗だから寝転がったら汚れてしまいますね。」
イエローはまだ笑っている。
「あ、そうだ。ブルーさん。」
その時だった。
イエローの瞳が笑みを浮かべなくなった。本気の、まっすぐな瞳。
ーあぁ、グリーンと同じ瞳じゃない。
あんな仕事馬鹿と同じなんて、可愛そうね。
「レッドさんを…。」
奪わないでとでも言うのかしら?もとから、奪うつもりはないわよ?
「宜しくお願いしますね。レッドさんって、無茶しちゃうところがありますから。」
「なんで、」
そのあとの言葉は出てこなかった。
喉が押しつぶされたように。
「なんで…ですか?レッドさんが貴方を愛しているからですよ。」
当たり前だ。とでも言いたいような顔で言われた。
ー自意識過剰になるわよ…。
「レッドさんを頼みますね。では。」
イエローは木にもたれかかり、そのまま寝てしまった。
そこへ、
「グリーン…。」
「ブルーか…こんなところでどうしたんだ?」
ジムに向かうだろうグリーンが来た。
「イエローはまた、寝ているのか…。」
「えぇ。」
グリーンは、呆れたように、尚、優しい瞳でイエローを見ていた。
ーなんて、めんどくさい関係なのかしら。
いっそ、全て断ち切ってしまえたら、どれだけ幸せだろう。
「グリーン。あのね…。」
「ブルー。」
あぁ…イエローと同じ。緑の瞳。
とても綺麗で、遠ざかってしまう瞳…。
「レッドを、頼むぞ。」
そう言ってあたしから遠ざかってしまう。
「グリーン!」
遠ざかる背中を呼びとめてあたしは、
「−ありがとう!」
心からお礼を言った。
「−幸せにな。」
グリーンは一度振り向き、一言つぶやいて、
トキワの森を出て言った。
あら?あたしはあの、ブルーちゃんよ?
ごめんなさいとでも言うと思った?
ー否、言えなかっただけよ。
グリーンの瞳があんなにまっすぐだったんだもの。
「ごめんなさい。」
イエローと二人きりの空間で、謝罪を述べた。
その言葉が耳に入るものは、だれ一人いなかったが。
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グリーンとイエローがブルーに認めさせる話。
あと、何話続くだろう…^^;マジでww