二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【短編集】 夢は僕らの心の中に ポケスぺ悲恋制作中 ( No.52 )
- 日時: 2011/12/11 22:05
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: bEtNn09J)
- 参照: http://id41.fm-p.jp/256/kumakuma8710/
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イエローside
「ふぇ…。」
僕は声が届かないように涙を止めていた。
ートキワの森の中で。
ブルーさんの謝罪の言葉をこっそり聞いていた僕はなんて最低なんだろう。安心しきっていたブルーさんの顔が憎たらしい。
「そうだ…グリーンさんの所に行こうかな…。」
僕は涙をこらえながら、ジムに向かおうとした、
その時。
「イエロー…。」
「レッド、さん。」
レッドさんが居た。
「あ…グリーンの所行くんだよな?ごめんな、忙しいだろ?」
「レッドさん。」
僕は、最後に伝えたい言葉を言った。
「貴方に会えて、貴方を探せて、貴方を助けれて、貴方と話せて、貴方の力になれて、貴方と日を過ごせて、貴方の傍に居られて、僕は…幸せでした。」
僕の真実の想いを伝えるから、
「もう、疲れました。」
この気持ちは偽りではなかったけれど、
「僕だけ辛いのはもう、うんざりなんです。」
今からは偽りの愛になってしまうから、
「別れましょう。」
今すぐに僕の目の前から消えてください。
ー貴方を傷つけてしまう前に。
「イエロー…ごめn「謝ってほしいわけじゃありません。」…そうだよな。」
レッドさん…レッドさん。
ごめんなさい。僕の方が謝らなければいけないのに。
僕が一番最低なのに。
「さようなら。」
僕はレッドさんの目の前から失せた。
「もう、前の様に、昔助けただけの子と思っていてください。」
「イエロー!!」
「ブルーさんと、お…幸せ、になって…くださ、い、ね。」
震える声を押し殺して、涙を力いっぱい拭いて、無理矢理笑顔を作って、
「初めまして!」
そう放った。
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レッドside
「初めまして」
それほど残酷で、優しい言葉は無いだろう。
「初めまして。」
俺も返した。
「僕、用事があるんですよ…いいですか?」
「あぁ、俺が呼びとめちゃっただけだし。行ってきなよ。」
「ありがとうございます。」
そう言って、少女は俺に背中を見せて走り去っていく、
しかし、途中で止まって振り向き、
「そういえば、言ってませんでしたね。
僕の名前はイエロー=デ=トキワグローブです。」
「俺はレッド。マサラタウンのレッドだ!」
イエローと言う少女は一度微笑み、そのまま森を出て行った。
「…じゃあな。」
俺は最後の別れの言葉を口にし、ブルーの所へ走って行った。
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グリイエe※話だけ。
「…どうかしたのか?」
「今日、強そうなトレーナーさんに会ったんです。」
「そうか…。」
「レッドって言うんですよ。」
「…そいつなら、俺の知り合いだが。」
「そうなんですか?今度、自己紹介してくださいよ。」
「暇があったら呼ぼう。」
「ありがとうございます。」
「…もう、暗いな。家まで送る。」
「いいですよ?仕事ありますよね?」
「もう終わらした。行かないのか?」
「−行きます!」
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レブル※話だけ
「なぁ!聞いてくれよー。トキワの森でイエローってことあったんだよ。ポニーテールで可愛かったぜ。でも、ブルーの方が可愛いよなー。」
「あら、ありがとう。何も出ないわよ?」
「そう言う意味で言ったんじゃないよ^^;」
「分かってるわ。ありがとう。」
「あぁ!ブルー、今日はうちに泊まるか?」
「そうするわ。」
「じゃあ、寝室の用意してくるから。」
「…レッドと一緒がいいわ。」
「え?」
「レッドの隣で寝ちゃ駄目?」
「いいぜ!」
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終わりじゃないんですよww
本当に忘れたんじゃなくて、忘れたふりをする。
聞かされた二人も、忘れたように装う。
下らないけど、四人には残酷なこと。そんな話。