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【レイエ】悲恋だから。レブルとグリイエ要素含んじゃう＾＾；

「あの日、君がいなければ」


あの日、僕がマサラに行かなければよかった。あんな、シーンを見なかっただろう…。

「う…ひっく、ふぇ…ひっく。」

「…此処で泣かないでもらえるか？」

グリーンさんは冷たい。冷たくあしらってくる。でも、実は彼の優しさでもあることは分かってる。だから僕も帰ろうとはしないんだ。

「…俺は泣かれるのは苦手なんだ。」

少し眉を寄せるグリーンさん。でもね、そんな簡単に涙は止まらないんですよ？グリーンさんだって、きっと分かるはずなんだ。

「ブルーさん…レッドさんと付き合ってたんですね。」

「あぁ…。」

あ、少し顔が歪んだ。僕って最低だな。グリーンさんのゆがんだ顔を心の中であざけ笑った。ざまぁみろ。悪態をついて、涙をふくふりをする。

「グリーンさん…僕達って、ついてないですよね。」

「そうか？」

「だって、裏切られるんですもん。」

僕は今、最高にいい笑顔だろう。

「何故そこまで笑えるんだ？」

「何故って…ふっきれてるから…。」

「違う。」

グリーンさんは顔をしかめた。

「何故、いつも笑えるンだ？悲しいことがあっても…何故笑えるんだ。」

そうだった。彼は笑わない…笑わなくなった。

「レッドさんが…いつも笑ってたから。」

僕は笑っていられた。でも…。

「もう、生きる希望がなくなった気分ですよ。」

笑いながら言うその言葉は


(いつか消えるのだろうか？)


続きますよ〜あれ、なんか…こんな感じの悲恋…あったようなＷ