二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 3TOPに拾われた私。〜イナイレ〜(コメ待ってます!) ( No.10 )
- 日時: 2011/11/09 17:20
- 名前: 基山 ヒカリ ◆TGiN5W4D8c (ID: JABApI6n)
- 参照: 酉つけました☆
第六話
「じゃあ、学校の入学手続きをしようか♪」
「そうだな。」
「んじゃ、いこーぜ!」
こんな会話をしながら、一緒に歩いていく。
コンクリートばっかりの住宅街なのに、とっても温かく感じる。
なんだか、ドラマのセットの町みたいだった。
な、なんだか…ヒロト君たちがかっこよすぎて…私、浮いてないかな?
心配になって、思い切って聞いてみちゃった!
「ね、ねぇ…わ、私…浮いてないよね?ヒロト君たちがかっこよすぎて///」
バンガゼヒロト(自分が美形という事にきずいていない!)
「うっ…うん!とっても可愛いに決まってるじゃん♪」
「ヒロトの答えは信用できないぞ。ビッチ。」
「寝癖頭の答えもだけどなっ!」
その答えを聞いて、やっと安心した。
良かったぁ。。。
何となく、皆の顔が赤く見えるのは気のせいかな??
まぁいっか…。
ドンッッッ!!!!
「きゃあっ!」
「ルナ!?」
「大丈夫か!?」
「おいっ!テメーッ…」
何かにぶつかって、倒れちゃった…
皆が駆け寄る。
でも、チューr…じゃなくて、晴也君は、私を守るように立ちはだかる。
とてもかっこよく見えて…って!私何考えてるのっ!?
こんな時なのに…///
ふと顔を上げると…
おじさん?
嫌な感じのする、40代くらいのおじさん←が、立っていた。
不気味な笑みを浮かべて…わ、気持ち悪い…←
ふと、近くにあるミラーに目を向けた。
ちゅ…晴也君は気づいていないみたいだけど、横からトラックが…!
危ないッ……………!!!
「危ない!」
私は、晴也君に抱き着いて、向こう側まで飛ばした。
私も行けたけど、車のタイヤに足がかすって、血がにじみ出た。
晴也君は、もっと顔を真っ赤にして、それから一気に青くなった。
そんなに大した怪我じゃないのに…。
おじさんは、驚いてどこかへ行ってしまった。
怖かったぁ…。
「大丈夫か!?ルナ!」
「ルナ!大丈夫!?」
「大丈夫か?…………かすり傷のようだな、よかった。大した怪我じゃなくて。いたくないか?」
皆、心配してくれた。
とっても嬉しかった…。
そ、そうだよ!
心配させちゃいけないっ!
私は、笑顔を作りながら立ち上がろうとした。
でも————。
「だ、大丈———」
ぶ、という前に、バランスが崩れた。
どうしよう…。
足、くじいたみたい…。
すぐに、ヒロト君が鉛筆とハンカチを出した。
軽い応急処置をしてくれた。
「もう、これじゃあ入学手続きできないよな。
延期するか?」
あ…
そっかぁ…。
で、でもっ…!!
「だ…いじょぶ…です…」
「えっでも…」
「やりたいんです…」
私は、必死に伝えた。
だって…今日やりたいんだもん!
続く