二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 3TOPに拾われた私。〜イナイレ〜(コメ待ってます!) ( No.36 )
日時: 2011/11/28 21:03
名前: 基山 ヒカリ ◆TGiN5W4D8c (ID: X9/3/8Rv)
参照: 酉つけました☆

第九話

「ただいまぁ〜」

私は、帰ってくるなり、すぐに自分のお部屋へ向かった。
自分のお部屋は、ヒロト君に教えてもらった。
ある程度片付いているし、結構広いから、居心地がいい。
しかも、ヒロト君たちが隣で、時々けんかしている声が聞こえたりもするけど、それが逆にルナにはほほえましかった。
時々耳を澄まして聞いていると、面白い話が聞けたりするし、ルナはなんだかんだでこの部屋を気に入っていた。
ぽふん。
ルナが、ベッドにダイブする音が静かに部屋の中に響く。
花の匂いのする布団を一杯に抱きしめて、初めてルナは安心する。
自分の布団のにおいをかぐと、ルナはなぜか安心するのだ。
今まで話に出てこなかった、ロケットペンダント。
大好きだったお母さんお写真が入っている、大切なペンダントだ。
ルナのお母さんは、ルナが生まれて、すぐに死んでしまった。
だからルナは、お母さんの顔すら覚えていない。
だから、お母さんの写真の入ったこのペンダントは、ルナの宝物であり、お守りでもあった。
「……−か………」
「は………か?…」
「ふ…………い?」
ぎゃあぎゃあ…
ふふ、また喧嘩しているな、いっつもにぎやかだなぁ〜
と思いながら、ルナは、睡魔に襲われた。
一分後、ルナは深い深い眠りに落ちた。

続く