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第十三話


…で。
開けてもらった〜♪
「あ、ありがとう！」
あのままいたら私どうなっていたんだろう…；
凍ってたかな？((
そう思ったりしていたら…
「いや、大したことはしていないし…。」
そこで、口ごもっちゃった…。
あれ？何か変な事言った？
ヒロト君と同じように、すこーしだけ、顔が赤い気もするけど…？
き、気のせいかな？
「ぇっと…とにかく、ありがとう！私、もう寝るね！」
そのあと、少し恥ずかしくなって、急いで部屋に戻っちゃった…。
どうしてかな？
なんか…風介君て、顔立ち…が、きれいすぎて…。
まっすぐ見ていられない、っていうのかな…。
ヒロト君も…。
まっすぐ見ていられない。
どうしちゃったんだろう、私。
なんだか、変。
変だよ、私————…。
顔が熱くなったり、心臓の音が大きく聞こえたり…。
ヒロト君や、風介君を…まっすぐ見ていられなかったり…。
どうしたのかな…。
まだ、晴也君にはなってないんだけど…。
明日…、誰かに、聞いてみよう。
その日は、そんなことを思って寝ちゃったんだ——————。

続く