二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 3TOPに拾われた私。〜イナイレ〜(誰か〜TOT) ( No.51 )
日時: 2012/01/30 18:18
名前: 基山 ヒカリ ◆TGiN5W4D8c (ID: m7RL/.Cf)
参照: 更新遅し!

第十四話


「ふぁ〜〜っ」
今日は、転入する日。
少し不安。
少し楽しみ。
でもきっと大丈夫!
…だって、あの三人が助けてくれるもんっ!!
「ルナー??おきて〜!朝ご飯だよ〜♪」
…あ、もうそんな時間…だっけ!?
ふと時計を見ると、針は7時を指さしていた。
えぇっ!?そんなに寝てた!?
やばいよっ!!
顔を洗って、髪をとかし、食堂へ向かう。
…寒い。
冬は苦手だよ〜…。

*     *    *

『いっただっきまーーーーすっ!!!!』
今日も、大きな声が食堂に響く…。
そして、楽しそうな笑い声、話し声。
最近は、これが当たり前になってきちゃった…。
この前までは、お父さんと二人っきりで食べてたのにな…。
「ごちそうさま〜」
私はそう言って、席を立った。
食堂はバイキングみたいな感じ。
「いただきます。」はみんなで。
「ごちそうさま。」は各自で行う。
食器を返し終ると、私はぱたぱたと自分の部屋に向かった———…。

*        *         *

「さて、行くかなぁ…」
昨日届いたばかりの真新しい制服を着て、私は部屋を出た。
…ん、皆はもう行っちゃったのかな?
……今日は、とても…皆と行きたいな、と思った。
お日さま園に、小さくつぶやく。
「…行ってきます。」
行ってらっしゃい、というのは、いくら待っても、帰ってこないだろうなぁ…とルナは思った。
いや、解っていた。
「…行ってらっしゃい。」
一瞬、そんな言葉が聞こえたような気がした…。
空耳のような気がしたけど、小さくても、はっきりとルナには聞き取れた。
……それは、もう学校についている3人が言ってくれたのかも…?
と、ルナは思った。

  続く