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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ありがとう><】3Topに拾われた私【参照500突破!】 ( No.84 )
- 日時: 2012/03/15 21:03
- 名前: 基山 ヒカリ ◆TGiN5W4D8c (ID: spvKQNRb)
- 参照: 更新遅し!
第25話〜流れ星〜
ふと、藍色に染まった空を見上げると、チカッ、と小さく光り、そらにキラキラのラインを引く。
流れ星———————————————………。
「ぁ…あそこ…流れ星!」
真っ先に見つけた私が叫んだ。
皆もそっちに注目して…。
また、一つ、二つ、三つ…と、どんどんキラキラのラインを作り出す。
とても綺麗だった。
(流れ星と言えば願い事だよね…。私の願い事…か。)
少し考えて、ルナはぼそりとつぶやいた。
…『みんなが幸せでありますように』…
と
「俺の願い事…!チューリップ、効果音って呼ばれませんよーに!」
「じゃあ僕は…うーん、解んないやww」
「私は、アイスを一杯食べれますように」
「ちょwどんだけ電気代とアイス台かかってると思ってんだw」
「私は知らん。」
そんな感じで会話が進むけど。
(……なんだか、リュウジ君の影が薄いような。…気が、する。)
そうなのだ。
さっきから一言も喋っていないし、特に目立つようなことはしなかった。
この中で唯一、平凡な人間というか、普通の人間だった。
(…無口、なのかな?)
そう思いながら、いつの間にかついていたお日さま園に帰って行った。
続く
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