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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 3TOPに拾われた私。〜イナイレ〜(コメ待ってます!) ( No.9 )
- 日時: 2011/11/05 22:35
- 名前: 基山 ヒカリ ◆TGiN5W4D8c (ID: JABApI6n)
- 参照: 酉つけました☆
第五話
でも、今はわからなくて…。
ただ、泣いていることした出来なかった。
ポトッ…
その中の一滴の涙が、何かに零れ落ちた。
それは、胸元にかかっていたペンダントだった。
お母さんの形見。
ダビデの星に似たマークが書いてあって、中央には薄い桃色の石が小さな丸にカットされて、不思議な感じだった。
それを、ずっとずっとお守りとして、持っていた。
肌身離さずに—————。
ピカッ!!!!
「!!」
「ルナっ!」
突然、ペンダントが光りだす。
その時には、チューリ…南雲君はいなかったけれど…
ヒロト君が、私の肩をつかむ。
桃色の石から、淡い光が出てきて、人の形になって、しゃべった。
この人は…誰…?
「ザザ…な…なたは…かーで…ザザッじ…るい…すく…よ…ザ——————…」
それから先は聞き取れなくて、砂嵐が続くだけだった。
ヒロト君が私の肩をつかんでいた手をぱっと離す。
「『ルナ…あなたは…サッカーで…人類を救うのよ…』って聞こえたけど。あの人は…誰だったんだ?」
え…
ヒロト君…あの砂嵐の言葉を…読み取ったの?
凄い…。
そこで、南雲君が帰ってきて、ヒロト君は南雲君に気づかれないようにそっとささやいた。
『さっきの事はチョーリップには秘密だよ?後、ガゼルにも。』
と。
もうペンダントは、何もなかったかのように私の首元にある。
今後…何も起こらなければいいけどな。
学校生活…心配だよ…;
続く
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