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第30話〜悪魔のささやき〜

ハハ。
僕はいつかサッカーを「シハイ」するんだ。
誰にでも平等に、『勝利』が来るようにね。
そうなったらとても、とっても幸福なサッカー界になると思わないかい？
僕が
ボクガ

『ショウリヲプレゼントスルンダ』

そうすれば、きっと、きっと…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　きっと

僕のような苦しみを味わわなくてもいい！
なぁに。
ボクガサッカーカイヲシハイスルンダ。
邪魔な奴は—————————————————…。
足手纏いな奴は———————————————…。
目障りな奴は————————————————…。








ツブセバイイダケノハナシサ。

「ふふ、あはははは！！」

まずは…そのために…。




＊　　　　　　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　　　　　　　＊


「ここかぁ…。」

お日さま園の門の前で、呆然とたたずむ少年。
(ちなみに今までのささやき？っぽいのは全部コイツ＾ｐ＾by作者)
サラリ、と白銀の髪が風に揺らぐ。
「…なんだか、幼稚園みたいだな…。」
そんな愚痴を言いながら、お日さま園の中へ入っていく。
大きな荷物を両手に持っているところから、たぶん今日お日さま園に入るのだろう。
遠くから見ると女子にも見えるその容姿とは裏腹に、この少年は………。

続く

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あ、あれ！？
なんか新キャラ登場ｗｗｗ
祝！30話！だねｗｗ