二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *イナイレ*【パロ】反乱分子はあいつ等 ( No.14 )
- 日時: 2011/11/06 23:03
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
Ⅰ亡者の町 ファイル1
ブシュ
雅はどんどんミンチにしていき周りを真っ赤なお花畑にしていく。
濫「やりすぎると後片付けが面倒なんだが。」
雅「どうせこんな奴らしかいないんでしょ?やらなくてよくない?」
濫はため息をつき「雑すぎる」と呟いた。
不「くそ、こいつ等殺しても減らねぇ!!」
鬼「………フリーダム……」
鬼道はそう唱えた。
なんら変化はないが鬼道は何か厄介な物を見たような顔に。
鬼「こいつ等は無限に増えるぞ。」
その言葉に鬼道と濫以外が一瞬固まる。
綱「はぁ!?それじゃあ意味ないじゃんかよ!!」
鬼道の説明いわく、この生き物は砂と僅かな水分でいできておりこの2つさえあれば何回で作れるのだ。
不「砂は割余るほどあるし…」
雅「砂漠でも少しくらい水はあるだろうし…」
綱「おいおい…どうすんだよ。」
途方に暮れながら戦い続けてる5人。
濫「要はどっちかを失くせばいいんでしょ?」
何か策があるかのような言いぶりだ。
鬼「だがそんな事は早々できる事じゃないぞ。」
濫は右手を地面につけ止まった。
濫「雅、2択だ。このまま力尽きるか、少しの間私の分まで戦うか。」
雅「失敗したら怒るからね!」
濫「そんなへまはしない。」
濫はそういうと手に集中し完全に雅へ任せた。
綱「大丈夫なのか?」
雅「さぁ?」
その場の全員が雅の方を向き「はい!?」という顔。
雅「まぁ濫は私より数100倍頭がいいから。」
それのどこにこの現状が変わるということに繋がる。
と、そこで生き物たちが次々に砂に戻っていった。
濫「砂が無理なら水分を減らせばいい。」
4人の後ろから大きな球体の影が見えた。
不「冗談じゃ済まされないぞオイ;」
鬼「まさか…」
雅「また大それたことをしたねぇ。」
後ろを振り向くとここら辺一帯の水を集めたであろう程の水でできた球体が浮かんでいた。
濫「これで一先ず解決だ。」
球体をスライム状にし、砂の上に着地させる。
鬼「どっか休める場所で休むか。」