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亡者の町　ファイル３

怪しく笑う人間は分かり切っていたと言わんばかりに笑っている。

濫「水分は失くしたはずなんだがな…」

クスクス—…

訝しげに見つめる濫の視線を気にせず笑う。

？「ここに水分がないならまたあげればいいじゃないか。」

手で水を操りながら笑う。

濫「…砂７８ｇ、水４３ℓ。これだけの材料が必要なこいつ等を２体。まだいるだろうから測り知れない程の魔力が必要だ。」

まるで濫の言いぶりはそんなことできないとでも言いたげだ。

濫「そんなこと…できるわけ…」

またも笑いだす。

？「クスクス—…『絶対』と言い切れる？」

この言葉に濫は言葉に詰まる。

？「『絶対』なんて言葉、この世には『絶対』ないよぉ？」

矛盾、してる気がする。

？「想像できないのは君の視野が狭いからじゃないのぉ？」

濫「………だからなんだ。」

笑うのをやめた。

濫「このまま敵を増やすというなら今ここでお前を叩き斬る。」

ドォオン

その言葉が合図かのように町に音が発生した。

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やっとテスト終わった—————！！！！！

濫「うるさい。どうせ勉強してなくても点数は変わらなかったくせに。」

まだ分からないよ！もしかしたら…

雅「そんな奇跡起きないよ☆」