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「グホォ」

わーい私の大親友、濫ちゃんがよく分からん生き物を吹っ飛ばしたよ☆
そしてそのまま起き上った直後にひざ蹴り。

うわぁ…なんかごめんなさい。

綱海君は苦笑いしかしなくて不動君は拍手をしている。
鬼道君は…すでになんか違う事やってるし；

流石に数が多いから私も参戦。

雅「巻き込まないでね？」

濫「…場合による。」

アッバウト！そんな濫ちゃんが好きだよ☆て言いたい所だけどそれは困る。

巻き込まれて死ぬなんて私は嫌だ。

雅「私が気をつければいいのかなぁ…」

なるべく離れよう。それが得策。

モコモコ

なんやかんやで殺されそうに（濫にね？）なりながらも数を減らしていくうちに地面は盛り上がっている。

今さっき気付いて何だろうと思ったけど気にかれる暇がないものだから放っておいている。

ザバァ

ここら辺一体は砂漠地帯で海の生物なんていないはずなんだけどなぁ。

そう…砂から出てきたのは茶色のタコ。
大木並みの太さはあるであろう８本の足を巧みに動かし自分が動けるよう建物を破壊していく。

不「自分勝手な砂ダコだなぁおい。」

濫も見上げながら「無駄にでかい…」と愚痴をこぼしている。

今更だけどさ…こいつが潜んでいる砂の上を私たちは歩いてたの！？