二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン ------- あの空を染める色 ( No.13 )
日時: 2011/12/23 13:55
名前: ルリ朱雀& (ID: QhGr5xPX)

【5 意外にも・・】


  美「ニッ。まずは、MFとDF突破しなきゃね!」

  鬼「そんな簡単にやらせてやるか。」

  鬼道が、ボールをうばおうとしたが、美里の足にはボールがない。

  と「こちらですよ。」

  いつのまにか、ときがボールを持っていた。

  鬼「っ、いつの間に。」

  と「MF、突破っ!美里!」

  美「ほいっ!今度は、DF。」

  壁「させないっス。ザ・ウォール!」

  美「でっかいねぇっ!」ドカッ

  美里は、そのまま、ザ・ウォールにボールをけった。

  すると、

  羽「いくよ・・・。フライ・ダスト!」

  由羽が、ボールをひろうとそのままシュートをうった。
  羽がヒラヒラと舞い、鳥の口ばしのようなものがつっついて、ザ・ウォールがくだけた。

  美「いけっ!」

  壁「キャプテン!」

  円「マジン・ザ・ハンド!」パシッ

  円堂が、シュートをふせいだ。

  美「うぅー、もーちょい!」

  当の本人は全く悔しがってなく、ジッと円堂を見ていた。

  羽「・・・・・・・・」



  円「染岡っ。」

  染「おっしゃっ、いくぜ。」

  笙「そんな簡単にいかないぜっ!」

  笙が、ボールを奪おうとしたが、かわされた・・

  小「あっけなっ!」

  笙「小豆、お前もうばえっ!」

  小「ふーーい。」

  小豆は、染岡からボールを奪おうと、追いかけた。 

  小「速いねェ、お兄さん♪」

  染「!!いつのまに・・」

  小「結構、足は、はやいほうっ!」

  ボールを奪おうとして、かわされた。

  染「残念だったな。」

  小「ムカッ。くっ、神楽さぁんっ!!」

  神「分かってるって。・・・・・スピード・ターンっ!」

  神楽は、染岡の足めがけてやったが、ボールはとれなかった。

  神「紫苑さんっ。」

  染「ワイバーンクラッシュ!」

  紫「かるた落としっ!」

  紫苑は、かるたをとるようにとめた。

  美「ナイスっ、紫苑さん!」






  そんなこんなで、前半戦終了・・。


  風「結構強いな。」

  鬼「あぁ、あんなに弱いと否定してたのにな。」

  一「1点くらいとれると思ってたのに・・。」

  一進一退、どちらもゆずらずに、いまだ引き分け。

  鬼「後半は、どう動くかだな。」

  瞳「・・・鬼道君、あなたは、後半さがってもらうわ。」

  壁「えぇぇっ。そんな。」

  風「鬼道は、司令塔ですよ。」

  瞳「あの子たちは、司令塔がいなくても、簡単にたおせるわ。」

  染「まだ、1点もとってないんだぞ。」

  瞳「・・・・・・あとは、自分達で考えることね。」

  そういうと、瞳子監督は、ベンチに座った。

  塔「あの監督、どういうつもりだ?なぁ、鬼道?」

  鬼「監督の言う通りかもしれないな。」

  風「!どういうことだ!」

  鬼「あのチームは、個々の能力は高いが、あまりチームワークが高くない。」

  塔「それって、つまり?」

  鬼「つまり、司令塔がいないんだ。キャプテンはいるが、あのキャプテンには、まとめる力がない。だから、相手の動きを見れば簡単に弱点が見える。」

  円「そうなのか。よしっ皆、気合い入れていくぞ!」

  「「「おぉぉっ〜〜〜!!!」」」

  鬼(だが、個々の能力は高いのに、まとめるやつがなぜいない!?)



  羽「・・・・・・・・・、負けるな。これ。」

  美「由羽っ、何してんだ。早く来いよ。」

  羽「あぁ。」




  羽(由梨、ばれそうだよ。)






  由「・・・大丈夫。皆が勝つ。」






  ?「もう、あの人には、ばれてますね。」












     ある少女は、秘密がばれると思った。
     ある少女は、秘密が守られると思った。
     ある少女は、秘密がもうばれていると思った。
     3人の少女の思っていることは、全部あっていた。
     その秘密は、全部がうそで、全部が本当だった。