二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: テニスの王子様  『我ら彼らを愛し隊』 ( No.12 )
日時: 2011/11/24 22:39
名前: リーラン (ID: 3cat99Tt)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

鳳「なんでもないですよ宍戸さん(ニコッ」
くみ「いまニコって、ニコって見えた!」
ことみ「しっ!くみ!それは言ってはいけないんだよ」
鳳「なにか?」
くこ「ひいいいいいッッ」

あや「あーはいはいもういいから二人とも。わかりました、鳳さん。全てわかっていらっしゃるんですね?」
鳳「えぇ、まぁ」
あや「私達の世界でのあなた達の存在も?」
鳳「それは会ったときから、なんとなくわかってました」
あや「じゃあ単刀直入にいいます・・・」
宍こく「「「・・・」」」
鳳「はい」
あや「・・・・・・・・・・・・今日止まるところを紹介してくださいッッ!!」
鳳「いいですよ」
こあく「「「よっしゃあああああああああああああああああ!!!」」」
宍戸「うぉ・・・」


三人は、とりあえずの宿が見つかったので一斉に立ち上がり、周りにいた子連れのお母様方に危ない視線をぶつけられた


ことみ「やべ・・・。とにかくよかったぁ」
くみ「ガチ野宿かと思った・・・」
宍戸「なにお前ら、住む場所もねぇの?」
くみ「まぁ、ははww」
宍戸「いままでどうしてたんだよ」
くみ「え、あの、ほら、その」
鳳「宍戸さん宍戸さん、ダメです」
宍戸「あ、そっか・・・。悪いなへんなこと聞いちまって。忘れてくれ!」
あや「あ、はい・・・」


なにやらスタイリッシュに勘違いし自己解決をした宍戸をみて
鳳とあやは目でGJサインを送った


鳳「じゃあ、”宿”いきましょっか」
宍戸「あ、でも長太郎。俺らこの後・・・」
鳳「だから、そこが”宿”ですよ宍戸さん」
宍戸「なるほど!」
ことみ「どこなんですか?」
鳳「つけばすぐわかりますよ。あ、迎えが来た」


なにやら黒くて光った高級車のようなオーラをかもし出した車が、5人の目の前で止まった
中にいるのは、いかにも品のいい黒服の運転手


鳳「さ、乗って乗って」
あや「でも・・・」
鳳「大丈夫、これ僕らのために用意してもらった奴だから」
ことみ「あ、わかった」
くみ「なにが?」


ことみは一人納得し、車にいち早く乗り込んでいった
ためらっていたくみとあやだが、ことみが乗り込んだことにより、意を決して二人も乗車した


宍戸「全員乗ったぜ。出してくれ」
運転手「はい」


宍戸の一声により、車は動き出した


宍戸「まったくあいつもこんなことしなくていいって何回言ったらわかんだよ」
鳳「無理ですよ、あの性格ですもん。迎えの一つは出さないと気がすまないんだと思いますよ」
あや「あの、その人っていったい・・・」
ことみ「あれ、あやちゃんわかんなかったの?」
くみ「うちもわかんなかった」
ことみ「あれでしょ?鳳さん」
鳳「うん」
くみ「誰?」
ことみ「まぁ、付けばわかるんじゃないかな」


運転主「つきました」


運転手が先におりて、ドアをあけた
目の前にみえたのは—




こあく「「「・・・アトベッキンガム宮殿」」」


3人が言い終えたのと同時に、屋敷の門があいた








「お前らやっときたか。・・・・・・あーん?誰だその女どもは?」





3話  完