二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 大罪たちの未来【REBORN!】 ( No.16 )
日時: 2012/01/09 16:18
名前: 紅 ◆7syjLfH.K2 (ID: AX8T4D8e)

§殺戮の天使達§

『特殊部隊アンジェロ』

それは白蘭の勅命で動くように組織された仮面の部隊

「あいつらが俺様たちのファミリーを狙っていやがるんだ!」

怒りを満ちた声、眼差しそれはまさにイーラの罪『憤怒』そのものだった

「でもなんで狙われるんだろう」

ツナは考えた

確かにマフィア同士ということもあり基本的には敵対する組織同士だ

しかしなぜ彼らを狙うのか

ツナにはわからないことだらけだった

そんな時

「ローネ!やめなさい!」

リアールの声だ

小さなローネの右手を引っ張っていた

「どうしたんですか?!」

ツナが驚きつつも聞く

「ローネが手をかじっていたのよ」

そういったリアールの手に握られているローネの手を見ると確かに歯型が残っている

しかも少し出血しているではないか

「え?あ、お腹すいてた……だ、だから……」

ローネは言葉を途切れ途切れ紡いでゆく

「とりあえず何か食べないと」

そういってツナを先頭に8人は食堂へ向かった

「いただきます!!」

ローネは勢いよく食べだした

ローネの為に食欲を抑制する薬も入れた

しかしそんなことはお構いなしにローネは25人前の食事を食べつくした

「ごちそーさま!!とてもおいしかったよ!」

「それでは先ほどの話に戻りましょう」

そう言い出してきたのはアルだった

「小生の調査によりますと奴らは通り名がありその名を『殺戮の天使』と呼ばれているようです」

「でも何故私たちFOMを狙ってきたのでしょう?」

「僕も一応調べたけどねどうやらリングが目的のようだよ」

「リングってボンゴレリングみたいな?」

ツナが問う

しかし彼らの持つリングは普通とは違う

「アタシ達のリングは『罪のリング』って言って普通の7属性の炎の代わりに大罪の能力を引き出すことかできる」

§appresso§