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「歪んだ君の目の先には　僕の顔があるだろう？誰かの記憶に残るように　君に名前を付けよう—




あれから、二週間が経った

コスモスの花は、前よりは元気になって来たけど……完全ではない


後、一週間ちょいで、光が退院してくる

「元気に、なぁれ！」

そう言いながら、必死に水をあげている

「水のあげすぎは、ダメだから……このくらいでいっか！」

水をあげるのを辞め、コスモスに色々話していた

「へへへ！」

何分か語りかけていると、秋桜は何かを見つけた

「この、白い花……何だろう？」

一番奥に白い花が一輪だけ、咲いていた

「なんか、いい香り……そうだ！名前を付けよう！」

秋桜は白い花とコスモスの花に

名前を付けることにした

「まず、コスモスはピンク色だから—……」

少し考えると何かを閃いた

「そうだ！コスモにしょう！私と、同じだねっ！」

コスモスに微笑みかけた

「うーん。白い花……白い花……」

また、思いついたようだ

「うん！グレイシアね！白くて、雪みたいだし！」

秋桜はまた白い花に微笑みかけた