二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: そこに空があるから [inzm] ( No.161 )
日時: 2011/12/07 15:44
名前: 夜桜 (ID: KY1ouKtv)

 27話「潜む影」

自然豊かな場所
「ねぇー。組織ってどのぐらいの人数なんだろうね」
森の奥で2人の少女が話していた
「さあ?だけど、結構大きな組織だろうっていう話」

何気ない話

笑顔、えがお、エガオ


『“破壊”がインランスの才?』

ふいに聞こえる声

すぐに菜乃香が反応して声の方向を見る


そこには小さな子供達

「…」
菜乃香がさりげなく睨む
「…菜乃香。怖い顔してる」
舞衣香が言う
「え?あ、うん!はやく行こう!!」

「(無理してる。私なら別に平気なのに)」



「(…何よ。何よ、舞衣香ちゃんの事…何も知らないで…!!)」







「ねぇ。アレ?」
「うん。そだよ」
身をひそめる2つの影

「…“破壊”は僕が行く」
「え?じゃあ私は“守護”だね。だけど、あの子弱そう〜はやく終わらせて私も“破壊”の方に行く」
そう言って笑う小さな少女
「分かった。でも気を抜くなよ?勝たないといけないんだ…僕達は」
小さな少年は言う

「うん。絶対に」
頷く少女の瞳には決意の色が見えた