6 とりあえず、雪村の行方雪村はいなかった。家にも、学校にも。どこにも。そうか?いつのまにか、フッと現れた天使は囁く。どこもかしこもってオマエ、一番怪しいところを探してねぇじゃん。士郎ンところだよ。「あっそう。だから?」ピンポーン「は〜い。吹雪ですが」「・・・羽入です」「真白ちゃん? どうぞあがって」