二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.132 )
日時: 2012/01/06 10:16
名前: 雪姫 (ID: 1SpkEq/F)

70





アル&シレーナ、リン&ランファン、がキラーパンサーと戦っている中0号とエドはスピルメイズの中を探索していた——


0号「…………」
何も話さずにただ前を向いて歩いている。
いや、そもそも何を見て歩いているんだろう?
彼女の眼からは何も感じられない。
エド「お前は何処に向かって歩いているんだ?」
何の迷いもなく、歩き続けている0号にエドが質問する。
0号は足を止め、エドの方を向き
0号「スピルーンのもと。」
とだけ言うと静かに前を向いて、また歩き出した……。


しばらく歩いていると、何処からか
『バサバサ』
鳥が羽ばたいているような音が聞こえてきた…。
そして、
「キュルルル……」
またしばらく歩いていると、今度は可愛いようなそうでもないような鳴き声が聞こえてきた。
これは、確実に何かが居る。
エド「…………」
辺りを警戒しながら歩く…。
0号「…このまま進んだら戦闘になる……」
不意に0号が何かを話した。
でも周りを警戒するのに夢中だったエドは話を聞いていなかった。
エド「ッ?今なんか言ったか??」
慌てて聞き返すが、0号は
0号「…………」
何もなかったかのように先を進む。
エドも気のせいか?と思いそれ以上追及せずに奥へと進む。