二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.164 )
日時: 2012/01/21 11:53
名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)

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リフル「で、私をこんなところに呼んだ本当の理由は?」
少しまだイライラしながらレンリに聞く。
だが、レンリはクルッとターンして出口の方を向き、
レンリ「もう一人待ち合わせしてる人がいるから、その人とこ行ったら教えるよ♪」
というと民家を出て行った。
エンヴィー&ブルース「……………」
『スタスタ…』
リフル「えっ?もう一人?って、置いていくなぁ〜!!!」
いろいろと言いたいことがあったけど、一人民家に残されたため慌ててレンリ達を追いかける。
出て1メートルくらいのところで待っていた?のかどうかは分からないが、居たのでそのまま一緒にそのレンリが待ち合わせをしているという人物の元に行く………。

***

レンリ「ここだよぉ〜♪」
と言いながらレンリが止まった場所は神殿のような大きくて神秘的な建物の前だった。
この建物を始めてみるリフルとブルースは驚き過ぎて声が出ない。
エンヴィーは前にも見た、来たことがある為、別に驚いたりなんてしない。
驚いている二人を見て、レンリは何かを言いたそうなしぐさを一瞬したがやめて、
レンリ「さぁ、入るよ!勇気の神殿へ………。」
いつも楽しそうな馬鹿っぽい顔をしている、レンリが真面目な顔をしていった。
リフル「レ、レンリが真面目な顔してる?!!!」
もう神殿より、レンリの方が驚きだ………。
そしてレンリ達は勇気の神殿へと入って行った。
ここがなんで勇気の神殿なのかまだ知らぬまま——


リフル「キャァァァァァ!!!!」
エンヴィー「よっ、と。」
レンリ「ハァァァッ!!!」
ブルース「フンっ!」
入ってすぐここがなんで勇気の神殿だと言われるのか分かったような気がする………。
どうしてかというと、神殿の中には沢山のトラップがあり、上手く通れば楽に奥に行けるのだが、このメンバーの中に不幸少女がいる。
そのため神殿にあるすべてのトラップが発動して、皆を襲ってくる!!
だがそれをまた上手く切ったり蹴ったり叩いたり避けたりで、壊していく。
そしてなんとか一番奥の部屋へとレンリが入ろうとしたその時!
『シュッ カキンッ!!!』『グサッ』
何かが当たって飛ばされる音がして、レンリが腰につけていた剣が地面に刺さった。
ブルース「どうしたレンリ!何があった!!」
何事かと、ブルース達は急いで奥の部屋へと向かう。
そしたらなんと奥の部屋にはあいつらが!!!!


リオン「ハァ…ハァ…ハァ……」
リティ「リオン!大丈夫?!」
包帯で巻かれた腹を押さえ、辛そうな顔をして銃口をレンリに向けるリオンとそんなリオンを心配するリティの姿があった。
ブルース「リオン!お前死んでいなかったのか?!」
この二人は死んだもしくは行方不明になっていた。
死んだと思って居た奴とまた会えたので、ブルースは凄く嬉しそうにリオンの名を呼ぶ。
リフルとエンヴィーはこの人たちが誰かも知らないから、ポカーンと嬉しそうなレンリトブルースを見ている。